「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第八の感想話です。

タイトルは「無一郎の無」

 

無一郎の過去についてのお話でした。

双子のお兄さんがいたのね。

 

ひょっとして一人二役かと思ったら、本当にそうだった。爆  笑

個性が違う2人の人間を演じ分けるの凄いし、1人で掛け合いやるというかなり忙しい状況。

河西さんの独壇場というか孤軍奮戦というか・・・

おかげで素晴らしい回でした。

 

 

明かされる無一郎の過去 

 

 

森の中で自給自足の生活をしていた無一郎の家族。

 

ある嵐の晩、高熱で苦しむ母のために、父は薬草を取りに山に入ります。

しかし、薬草を取ろうとして崖から転落。

母も、力尽きて帰らぬ人に。

 

一晩で両親を失った時、彼は10歳。

無一郎には、有一郎という双子の兄がいました。

 

「情けは人の為ならず」

 

この意味を、有一郎は「情けをかけてもろくなことにはならない」と解釈します。

 

本当は、無一郎や炭治郎が言う通り「誰かのためにすることは、巡り巡って自分のためになる」という意味。

けして「情けをかけたらその人のためにならない」という意味ではありません。

 

間違えを正す無一郎に、有一郎は亡くなった父のことを引き合いに、薬草を取りにいかなければ、死ぬのは母だけで済んだと言い放ちます。

 

そして、「無一郎の『無』は無能の無」「無意味の無」と辛らつな物言い。

 

こんなことを言う兄と一緒じゃ、確かに息が詰まる思いだよね。

 

無一郎たちを訪ねてきた、あまね様を白樺の精だと思うなんて、当時の無一郎は純粋無垢な存在だったんですね。

アイキャッチの子供無一郎が滅茶苦茶かわいい。照れ

 

鬼殺隊の剣士にならないかという勧誘に大乗り気の無一郎。

鬼の存在は理解できないが、誰かのためになるのなら一緒に剣士になろうという無一郎に、有一郎は怒鳴りつけます。

 

「米を炊くこともできないヤツに何ができる」「人を助けるなんてことは選ばれた人間にしかできない」「子供の俺たちにできることは犬死にか無駄死にだ」

 

夢も希望もない言い方。えーん

有一郎は有一郎で、気遣ってきたのに先立った両親や、守ることができなかった自分に腹を立てていたのかも。

 

あまね様の登場で冷え切ってしまった兄弟仲。

そんな夏のある夜、彼らの人生を大きく変える事件が。

───鬼の襲来。

 

最初に襲われたのは無一郎でした。

彼と鬼の間に割って入った有一郎は、左腕を切断されます。

 

苦しむ有一郎を抱えて逃げる無一郎ですが、戸口に鬼がいるため壁際に追い詰められることに。

 

「居ても居なくても変わらないような、つまらない命」

 

子供と思って舐めまくった鬼の言葉が、無一郎の逆鱗に触れます。

 

「目の前が真っ赤になった」という独白に、鬼に攻撃されて重傷を負ったという意味かと思った。

でも、「怒りで目の前が真っ赤になった」という意味だったのね。

 

ブチ切れた無一郎の攻撃を受けた鬼の姿が無残。

あの細い体で、岩で鬼の頭をつぶすとは!

 

使者まで立てて勧誘した、お館様の見立ては間違いなかったという事ですね。

 

満身創痍で兄の元へ戻る無一郎。

有一郎は、神や仏に弟の命を助けてくれと祈っていました。

 

兄の本当の気持ちを知った無一郎。

 

「無一郎の『無』は無限の無」

 

 

無一郎、復活 

 

記憶を取り戻した瞬間、無一郎の顔にあざが!びっくり

 

これ、何のしるし?

 

今までの柱には、出なかったよね。

 

あざが出た無一郎は、襲い掛かる金魚鬼を電光石火の速さで殲滅。

小鉄君の願いを受けて、鋼鐵塚さんと刀を守りに行きます。

 

鋼鐵塚さんたら、玉壺の攻撃で片目を失っても研ぐのをやめない。

ていうか、小屋を破壊されても、砥石を拾ってその場でまた再開。

ここまで来ると執念しか感じない。

 

壺から出たタコの足に絡み取られた無一郎ですが、鉄穴森さんが用意していたた刀で、ぶつ切りに。

 

ちゃんと鉄穴森さんにお礼を言う無一郎。

 

無一郎の刀を最初に鍛えたのは、鉄井戸という老練な刀鍛冶さん。

声が渋くてステキ。

 

誰が無一郎の苦しや努力を理解してくれるだろうかと、心配していました。

この人がいたから、わずか2ヶ月で柱に登り詰めることができたのかも。

 

無一郎は、心配かけたがもう大丈夫だと鉄井戸さんに心の中で礼を言うと、玉壺に次は首を取ると宣言。

 

あざが出る前と体のキレが全然違う。

 

「誰かのために無限の力を出せる、選ばれた人間なんだ」という有一郎の言葉に続いて、キリッと引き締まった無一郎の顔のアップ。

 

超カッコいい。爆  笑

 

 

次回も、無一郎劇場が続きます。

 

という事で、竈門兄妹は今回出番なし。

なので、予告前のショートに登場。

 

5月28日は蜜璃ちゃんの誕生日なのね。

お祝いの食べ放題を、おかわりしてもいいのねと言い切る蜜璃ちゃん最強。

 

炭治郎たちが作ったオムライスが美味しそうだった。ラブ