「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第五話の感想です。
今回のタイトルは「赫刀(かくとう)」
難しい読み方ですよね。
この漢字を出すために格闘しちゃいました。(笑)
新たな刀の出現!
ますます強くなるぞ。
これぞジャンプ漫画。
玉壺が最悪
炭治郎と禰豆子が、鬼の攻撃で気絶している頃、無一郎は小鉄君の案内で鉄穴森さんを救出。
木登りできない金魚で、助かったね、鉄穴森さん。
そして、彼が自分の担当刀鍛冶と気が付くと、自分の刀はできているか尋ねる無一郎。
鉄穴森さんは、炭治郎に頼まれていたから、もうできていると伝えるのでした。
いつの間に頼んだんだろう。
それに、無一郎のことを分かってやってくれと口添えまで。
階級は下なのに、行動は上司のよう。
根っから「兄ちゃん」な炭治郎は、誰に対してもさりげないフォローをするんだね。
それにしても無一郎、鉄穴森さんから炭治郎の名前が出た時、彼の顔が頭に浮かんだんだろうか。
ひょっとしたら、「炭治郎って誰だっけ」て、考えていたりして。![]()
作業小屋は目の前というところで、無一郎は2人の着物を掴んで引き留めます。
助けてもらった時あんなに泣いて喜んだのに、力ずくで止められたことに文句を言う小鉄君。
うん。まだまだ幼いねえ。![]()
彼らの前に現れた鬼は、上弦の伍・玉壺。
第三話の感想でも書きましたが、この鬼は本当に下品で残忍。
そのくせ、自分は芸術家気取りと、質が悪すぎ。
捕まえた刀鍛冶を生かしたままオブジェにし、あまつさえ刀を使って苦しめるとは…!
無一郎が本気で怒るのも頷ける。
恋柱、強し!
同じころ、里に蜜璃ちゃんが到着。
「遅くなってごめんなさい。すぐに倒しますから」と、あっという間に金吾魚鬼たちを倒して、長の元へ。
本当に、かわいいくせにメチャクチャ強い。
ザコ鬼瞬殺。
長を襲撃した金魚鬼は、他のとは違って壺2つ背負った巨大金魚。
その前に躍り出る蜜璃ちゃん。
ムチみたいにしなる刀なんだね。
鍔がお花の形なのも良き。
恋の呼吸壱の型「初恋のわななき」。
思わずキュンキュンという雰囲気だけど、敵を切り刻む業だった。(笑)
キュンとしない相手には、容赦ないという事ですね。
無事に長を救出。
若くてかわいい女の子に抱きしめられて、重症の長も元気に。
この回で唯一の、ほんわかタイムでした。
炭治郎たちは、お互いを担ぎながら可楽と責怒から逃げ回りますが、可楽の団扇の力で宿坊が崩壊。
禰豆子が瓦礫に挟まれてしまいます。
助けようとする炭治郎。
しかし、何故か禰豆子は刀身を両手でつかんでグイグイ引き寄せようとするそぶりも。
血がたらたら流れて痛々しいんだけれど、何か考えがあるのかな。
無一郎、苦戦
場面は再び玉壺と無一郎に。
無一郎の一撃を、別の壺に移ることで逃れる玉壺。
ちょこまか逃げ回るわ、一瞬たりとも黙らないわ。
本当に鬱陶しい。
無一郎は、そんな玉壺にイライラすることもなく、首を斬れば倒せると冷静に分析します。
そんな矢先、勝手に怒りを募らせる玉壺の手から新たな壺が。
そこから飛び出してきたのは、真っ赤な出目金。
ぷくっと可愛らしいその口から吐き出されるのは、千本針!?
無一郎がとっさに身を隠して攻撃をかわすと、金魚たちの攻撃目標は鉄穴森さんと小鉄君に向けられます。
子供をとっさに庇う鉄穴森さんは、本当に立派な大人だ。
その彼らを、自らを盾に守る無一郎。
彼も立派な柱だ。
しかし、2人を森へ逃したものの、無一郎は胸や顔に毒針が無数に突き刺さった状態。
その様を、玉壺は「無駄な命を守って」と嘲りますが、無一郎はその言葉をどこかで聞いたことがあると感じます。
そして浮かび上がる記憶の断片。
調子に乗ってしゃべり続ける玉壺の首に刃を当てた瞬間、新たな血鬼術が。
壺から出た水に包み込まれる無一郎。
毒針刺さるは水攻めだわ。
無一郎、絶体絶命?
燃え上がる刀
禰豆子は、自分の血気術「爆血」の炎で炭治郎の刀をさらに鍛えようとしていたのです。
黒かった刀身は、燃え上がる炎によって真っ赤に。
責怒は、無残の血に染みついた記憶を見ます。
無残が恐怖した剣士「縁壱」の姿を。
そして炭治郎も、黒から赤に変化する刀についての祖先の記憶を見るのでした。
それにしても、炭治郎は炭焼きの子孫なのに、アングル的に縁壱の目線なのが気になる。
ヒノカミカグラ日暈の龍・頭舞い(にちうんのりゅう・かぶりまい)。
炎の竜が暴れながら、鬼を倒していくような技ですね。
凄い迫力。
禰豆子の協力で、分裂した鬼3体を一気に倒しました。
すごい!![]()
さて、残る1体ですが…
これは、玄弥が相手していたよね。
炭治郎は、切り落とした鬼の首を持つ玄弥を発見。
ええっ、でも、玄弥の様子が!!
──まるっきり鬼。
飢餓状態の禰豆子にそっくりなんですが。
どうなってるの?
次回が気になる。