「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第四話の感想です。
今回のタイトル「時透君ありがとう」は、小鉄君の感謝の気持ちだったんですね。
タイトルと関わりのある部分は、冒頭5分以内。
あとは、鬼との闘いで占められていました。
小鉄君、大感謝
金魚鬼から無一郎によって助けられた小鉄君。
彼に飛びついて、わんわん泣きながら、お礼と謝罪を伝えます。
「昆布頭なんて言って悪かったよお」
的を得ている。
それに対して、「昆布頭って僕のこと?」と聞き返す無一郎の声が普段通り冷静なのが怖い。
素直にごめんなさいと謝る小鉄君ですが、「嫌いだった」とも正直に言っちゃうのね。
柱である無一郎は、些細なことは気に留めず、「後は勝手にして」と里へ向かおうとします。
無一郎に、鉄穴森さんも襲われてる、助けて欲しいとひれ伏して懇願する小鉄君。
彼とのやり取りで、無一郎はお館様の言葉を思い出します。
やっぱり、鬼に襲われたんだね。
頭にケガを負って、記憶を失ったとお館様が言っているから、そのケガが元で記憶に障害が…
だから、炭治郎や禰豆子にあったことも忘れちゃってたんだ。
自分の行動が正しいのか自問自答しながら、小鉄君を担いで走る無一郎。
夜の森の中だというのに、速い速い。
担がれている小鉄君、悲鳴しかでない。
本当に、舌を噛みそう。
壮絶な、鬼との格闘
炭治郎は、烏天狗鬼(空喜)の超音波攻撃第2波を受けそうになり、思わず頭を斬ってしまいます。
地不可抗力とはいえ、また分裂して3体相手することになっちゃうよー。
と思っていたら、分裂したのは口だけ?
小さい口から出される超音波を受け流した炭治郎の、「やったぜ」といわんばかりの、したり顔がたまらない。
もうこれ以上分裂しても弱くなるだけと分かったら、がぜん強気になる炭治郎。
ですが、相手には羽があり、しかも足には猛禽類のように鋭い爪があります。
爪攻撃であちこちから血を流しながらも、鬼を斬るものの倒せない。
早く玄弥と禰豆子の応援に行きたいと焦る炭治郎。
その玄弥と禰豆子ですが、玄弥は「哀」の鬼・哀絶の槍が深々と刺さったまま。
彼を助けようとする禰豆子も、可楽に抑え込まれていました。
哀絶は禰豆子にとどめを刺すのは自分だと、玄弥から槍を抜こうとしますが、、、動かない。
お前の相手は自分だと、頭をあげた時の玄弥の顔!
鬼気迫るというのは、まさにこれ。
銃で頭を吹き飛ばされた哀絶も、これ以上は分裂せず再生してた。
でも、玄弥の腹から槍が抜かれ、彼の周りには血だまりが!
ああ、もうこれは致命的。
玄弥も覚悟したのか、阿弥陀経を唱え始めた。
苦しい息で唱えるから痛々しいだけでなく、そこはかとなく不気味さも…
とどめを刺そうと十字やりをふりおろす哀絶。
でもその時には玄弥は、彼の背後に。
えっ、どうして?
あの傷で、そんなに動けるの??
鬼の台詞じゃないけど、どうしてこの人死なないの?
禰豆子は、可楽に腹を蹴り抜かれますが、堕姫も驚いたた再生能力と血鬼術で相手を圧倒。
天狗の団扇で吹き飛ばします。
見事な反撃
と喜んだのも、つかの間。
責怒の錫杖による電撃が彼女を襲います。
もうこの辺は、目が離せない目まぐるしい攻防。
禰豆子も玄弥も善戦してる。
炭治郎の機転
炭治郎は、空喜のスピードにてこずりますが、彼を倒すことよりも、禰豆子たちの応援に行くとを優先した作戦に出ます。
炭治郎って、鬼との戦いを経験するたびに、状況判断能力がどんどん上がっている。
目の前の鬼をどうやったら倒せるのか、戦いながら常に相手の弱点を探している感じ。
さらに、常に仲間を助けようと意識している。
自分を囮に背後から襲わせ、その勢いを利用して鬼もろとも宿坊までひとっ飛び。
こう書いちゃうと、なんかすごく簡単そうだけど、刀で鬼の喉を貫き、風圧で飛ばされないようにグイグイ押し付けながら、必死で鬼に引っ付いて高速移動しているんですよ。
物凄すぎる。
計算通り宿坊の壁に叩きつけられる空喜。
そのままの勢いで障子を突き破って飛び込んだ先は、関怒に電撃攻撃食らっている禰豆子のもと。
空喜を倒して戻ってきた炭治郎に、責怒のボルテージが上がります。
爪を変化させて、新たな錫杖を出した。
炭治郎に向けて突き出した錫杖に刺さったのは、空喜の足。
メチャクチャ機転かきく炭治郎。
首を斬っても効果ないけれど、舌を斬られると動きが止まることを知った炭治郎は、責怒の舌を斬って禰豆子に刺さっている錫杖を抜きます。
が、想像以上の速さで回復した責怒の錫杖が炭治郎の後頭部を狙う。
でも、錫杖はすんでのところで止まります。
錫杖を抜いてもらった瞬間、お兄ちゃんを助けに行く禰豆子。
素晴らしい。
爆血で火だるまになる責怒。
倒せるかなーと思ったら、空喜が戻て来て形勢逆転。
振り下ろされた団扇の風圧で、宿坊の縁の下まで叩きつけらた炭治郎たち。
完全に白目むいて気絶しちゃってる。
こうれからどうなるの?
ピンチピンチ!
というところで、お待ちかねの蜜璃ちゃん登場。
ほっぺ真っ赤にして走る姿がカワイイ。
頑張ってねー♡
という事で次回に続きます。
それにしても、里を襲う金魚の大群がコワイ。
思わず、急所は壺だと叫びたくなる。
展開が速い速い、
分身を作れる鬼が2体もいるから、かなりの激戦が予想できますね。
「立志編」から見居放題