「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第二話の感想です。
前回のラストでは、霞柱・時透無一郎とひょっとこの面の子供がもめているシーンで終わりました。
今回は、その続きから。
何やら喧嘩のようで、仲裁に入るべきか迷う炭治郎。
その目の前で、無一郎が子供の襟首をつかみ上げます。
子供にも容赦のない無一郎。
とっさに無一郎の腕をつかんだ炭治郎でしたが、びくともせず。
反対に、蹴りを食らって悶絶する羽目に。
子供に手を挙げたことを怒る炭治郎ですが、反対に柱に対する態度じゃないと冷ややか。
さらに、柱の時間の方が貴重なんだと、超高圧的態度。
隠が「柱は怖い」というのは本当だった。
ていうか、無一郎たら、本当に炭治郎のことを忘れてる。
柱会議であれだけ派手なことしたのに、欠片も記憶になさそう。
そんな無一郎に炭治郎は、刀鍛冶の大切さを訴えます。
確かに、刀鍛冶がいなかったら鬼殺隊は何もできないものね。
一瞬、無一郎の表情が変わりますが、情け容赦なく炭治郎を気絶させます。
炭治郎が意識を取り戻した直後、「鋼鐵塚さんいた?」には笑った。
無一郎ともめていた子供は、小鉄といって刀鍛冶の見習いで、絡繰技師の子孫だそう。
無一郎は、謎の剣士そっくりの絡繰人形で特訓するのが目的だったよう。
これが、蜜璃ちゃんが言っていた「強くなるための道具」だったんですね。
それにしても、腕が6本もあるのに、1つとして同じ動きをしていないのはすごい。
しかも、動きが滑らかすぎる。
確かに、これを壊されちゃったら、小鉄君じゃ修理できないよね。
絡繰人形の由来とか聞いているときに、無一郎の鎹烏が口をはさんでくるんだけれど、まー良くしゃべるしゃべる。
無一郎にぞっこんというのが、否応なしに伝わる。
始まりの呼吸の剣士の子孫という事だから、刀を持って2か月で柱になったというのも頷ける
血統書付きのサラブレッドのような存在だから、自慢したくなるのも分かるけど、あまりにステレオタイプなので、この烏好きじゃないわ。
ものすごい勢いで繰り出される剣をかわし、互角に戦う無一郎。
その姿炭治郎は言葉を失い、小鉄は人形が壊されると悟り、耐え切れずその場からかけ去ります。
壊されるのを見るのがつらいと泣く小鉄に、今の君に直せなくても、この先直せるかもしれない、生きているうちに直させなくても、子や孫なら直せるかもしれないと訴える炭治郎。
未来を信じるという炭治郎に、勇気をもらう小鉄君。
訓練は夜までかかるはずという予測を覆し、すぐに訓練を終わらせた無一郎。
自分の刀が折れてしまっては仕方ないですね。
それでも腕1本破壊しているのは、さすが。
悪意がないとはいえ、人の刀勝手に借りるは、折れた刀を投げてよこすは…
周りに対して無頓着すぎる。
それに、さっき会ったばかりなのに、炭治郎の事もう忘れてるし・・・・
どこか脳に欠陥でもあるのかい?
絡繰人形「縁壱零式」がまだ動くことを確認した瞬間、小鉄君は復讐の鬼と化し、炭治郎の特訓に「付き合う」という名目で、この人形を使った特訓を強いるのでした。
いくら柱とはいえ、あそこまで言われたら誰でも腹に据えかねますよな。
しかも10歳の子供。
あの暴言は、素直な気持ちなんだと思うことにする。
小鉄君の分析眼はとても優れているけれど、指導者としては鬼畜。
水も食べ物も睡眠も一切与えず。
殺す気か?
炭治郎でなかったら、とっくにブチ切れて叩きのめされてるぞ。
ていうか炭治郎も、純粋さ故のことと受け入れないで、ちゃんと要求しないと。
あああ・・三途の川を渡りかけた。
でも、そのおかげで、何かを会得したみたい。
一太刀反撃できた!
凄い。
これ、小鉄くんのおかげ…ということになるのかなあ。
ともあれ、これで炭治郎は、食料と水をゲットできたのでした。
栄養補給してから、炭治郎の動きはますます良くなり、遂に縁壱零式を倒します。
壊してしまう事に戸惑う炭治郎を、優しすぎると評する小鉄君。
本当に、分析力は素晴らしい。
これで、訓練対象の体調を配慮できるようになれば、立派な指導者になれるよ。
炭治郎の攻撃で頭部が壊れ、中から刀が!
次回は、この刀を巡るお話のようです。
区切りがいいよね。
次回も楽しみ。
今回ED曲とアニメが初登場。
柱2人の過去と現在を現した内容で、幼少期は幸せそうだったから、やはり彼らも鬼に人生狂わされた人なんだなあと想像できます。
それにしても、蜜璃ちゃんの隊服は目のやり場に困る。
コミックスのカバーイラストでもエロいと思ったんだけど、これがアニメになって動くと破壊力が半端ないですね。
次回は蜜璃ちゃん、登場するかなあ。