アニメ「うる星やつら」2022 12回目の感想です。

 

今回から、OP、EDが変わりました。

前クールと同じく、どちらもボカロPさん作曲ですが、「SPY×FAMILY」のエンディング曲「色彩」でお馴染み、yamaさんが起用されてます。(こちらもED曲)

OPは前クールと同じくアップテンポな曲ですが、アニメーションがポップで、皆でダンスをしている感じなのがカワイイ。ラブ

終盤で、あたるとラムちゃんが手を合わせて踊っているところが好きです。

 

EDはラムちゃんをセンターにして、女の子キャラの1枚絵。

よくよく見ると、あたるっぽいシルエットが走っているのがポイントですね。

こっちも可愛いです。

 

そして今回ついに、ラムちゃんのいとこ「テンちゃん」登場。

 

あたるの天敵となる、女子ウケが半端ない幼児キャラ。

本人、その事を十分承知しているところが、小悪魔的。

そして、あたるに劣らぬ女好き。

しかも、大人の女性が好き。

 

テンちゃんの恋の行方を描いた2本です。

 

テンちゃんがきた

 

前回に引き続き正月ネタ。

晴れ着姿のラムちゃんの写真を撮りまくる、あたる父の浮ついた声が「初代あたる」そのまんま。爆  笑

いやー、懐かしいものを聞かせていただきました。

ホント、全然変わってないのよねー。

 

ラムちゃんの振袖も可愛いけれど、私が気になったのは、あたる母の晴れ着。

参観日とは違う、黒留袖。

いかにも高級そう。

それに引き換え、父の方は正月だというのに普段と大して変わり映えがしない。

この夫婦の力関係を如実に表しています。

 

晴れ着はやっぱり女の子に限ると、夫婦でラムちゃんをちやほや。

男はつまらないとか、あたるが女になってもきっと不細工など、邪険にされ家を出たあたるでしたが、ポストから飛び出しているものに目を奪われます。

 

小包用の荷札が付いた黄色と黒のしましま・・・みつばちのお尻みたいでカワイイ。

それをつまみ上げてみると、ラムちゃんと同じ髪色の角つきベビーが、「いーっ!!」してて、超かわいい。

口開いたら、メチャクチャ口悪いんだけど。

 

子供が届いたというあたるに、男の子か女のか尋ねるお母さん。

この、ノリが好きです。

 

荷物扱いで届いたのが、テンちゃん。

諸星家にたどり着くために、自ら荷物となって配達されてきたそうです。

生き物を荷物として配達してくるとは「テガミバチ」か?

いやいや。

順番からして、こっちの方が先でした。

 

ラムちゃんの元へ、じたばたと超スローで飛ぶ姿が微笑ましい。

 

あたるとラムちゃんは、サクラさんの招きで新年会に向かいますが、テンちゃんもラムちゃんに抱っこされて同行。

それが面白くないあたるに、テンちゃんは「ラムちゃんのダーリンなんて、オレ、認めてへんからな」と宣言。

ラムちゃんが勝手に言っているだけで迷惑していると言うあたるに、むっとします。

そして、あたるに攻撃。

この子、口から火を噴くのよね。

カチカチ山のように、背中に火が付いた状態で走り回るあたる。

背中黒焦げのダウンジャケットが笑える。

 

サクラさんの家には、チェリーや、しのぶもいました。

女性陣に、かわいいともてはやされるテンちゃん。

うん?サクラさんに一目ぼれか?

そこへ、神社の巫女さんのアルバイトをしている蘭ちゃん登場。

テンちゃん、すぐに「ランねーちゃん」と、彼女を呼びます。

テンちゃんの姿に、内心ゲッとなる蘭ちゃん。

宇宙人であること隠しているからねえ。

蘭ちゃんのことを知っているのかと問うサクラさんに、僕んちの隣に住んでいるんだと答えるテンちゃん。

すかさずラムちゃんは、テンちゃんの隣に住んで蘭ちゃんは宇宙人なのかな、と突っ込み。

 

ラムちゃんの魂胆に、その手には乗らないと、蘭ちゃんは初対面を貫き、他人の空似と切り返します。

この度胸すごい。

サクラさんや、しのぶは、しっかり納得。

いい加減に正体を明かせと言うラムちゃんでしたが、お泊りした時の粗相を蘭ちゃんにバラされそうになり、あえなく敗退。

 

皆で百人一首を始めますが、どスケベあたるは、出遅れたふりをして札を取る女性陣の手を触ります。

分かりやすい、セクハラだなあ。

それをジト目で見るラムちゃんとテンちゃん。

蘭ちゃんの手を触ろうとした瞬間、テン火炎放射があたるの手に。

 

百人一首はやめてかくし芸大会をしようというサクラさんの提案に、飛んで見せるテンちゃん。

相変わらずのじたばた飛行。

女性陣は「早い早い」と褒めますが、あたるが「遅い遅い」と冷やかします。

当然、火を噴くテンちゃん。

その勢いで、あっという間にサクラさんの膝の上に到着。

 

台所で水をかぶるあたるの元へ、蘭ちゃんが。

まだ、ラムちゃんへの復讐を諦めていない様子で、あたるに同情するふりをして彼の唇(若さ)を狙います。

が、そこでも背後から火を吹きかけるテンちゃん。

あたるは激怒しますが、彼のおかげで命拾いしたんだよ。

 

あたるは、サクラさんによって庭の池に投げ飛ばされます。

乱れた着物の襟を整えるサクラさんの姿に、「素敵や」と目をキラキラさせるテンちゃん。

彼の恋の炎が燃え上がった瞬間でした。(笑)

 

 

 

ふたりだけのデート

 

 

サクラさんに恋したテンちゃんは、彼女宛のラブレターをしたため、ラムちゃんへ地球の文字に直してくれるように頼みます。

「明日午後1時。

喫茶ブラックピーナッツで待つ。決着をつけたい。」

 

果たし状か?

 

「諦めません。来ないとシぬ。」

 

脅迫状か。

 

「僕は、明日にかけています。愛しいサクラ姉ちゃんへ」

 

ラブレターかい!

 

幼児にしてはよく頑張った。

しかし、これでは恋しい彼女は来てくれまい。

 

あたるは、ラブレターの代筆とデートプランを立ててやると、持ち掛けます。

サクラ姉ちゃんとデートしたい一心のテンちゃんは、あたるを師と仰ぐのでした。

 

波乱しか感じない。

 

サクラさんの元へ届いた手紙の内容は、最初こそ普通のラブレターでしたが…

読み進めるうちに、放送禁止の「ピー」の連続。

その内容に怒髪天を突いたサクラさんは、帰宅したばかりだというのに、街合わせ場所へ飛び出していくのでした。

サクラ母の「穏便にすませるんだよ~!」が笑える。

 

待ち合わせの指定場所も、ヤバい看板だらけの場所。

こんなところを指定する人物に、サクラさんの怒りボルテージは上がります。

 

一方、普通の感覚では絶対来ないであろうという内容を書いた自負のあるあたるは、サクラさんが来たことに、ものすごいスキものだったりして、とにやけます。

 

サクラさんが来てくれたことに、大喜びで彼女の元へ向かい、もじもじするテンちゃん。

 

その姿が愛らしければ愛らしいほど、手紙の内容とのギャップに言葉を失うサクラさんなのでした。

混乱する彼女の手を取り、テンちゃんは意気揚々と、あたるがセッティングしたデートコースへ向かいます。

 

まずは喫茶店。

が、行きついた先は同伴喫茶。

店からは、盛り上がった後のカップル、汁夫と麺子さんが出てきました。

この2人、第9回以来の再登場。

キャスティングは、もちろん山口勝平さんとゆきのゆきさんです。

 

同班喫茶じゃなきゃ嫌だと泣き叫ぶテンちゃんを抱え、人込みを走るサクラさん。

何の罰ゲームだ?

 

普通の喫茶店に入りますが、彼女が自分のデートコースを拒否したことに、テンちゃんは大泣き

子供にわんわん泣かれると、大人って困るんですよね。

サクラさんは、これからは、テンちゃんの言うとおりにすると約束してしまいます。

 

喫茶店の次はどこかといえば、映画鑑賞。

しかし、あたるが、サクラさんに嫌われるようにセッティングしたコースですからね。

まともな映画のはずがありません。

18禁ピンク映画です。

当然サクラさんは、絶対ダメとと言いますが、意味が全く分かっていないテンちゃんは、いう事聞いてくれると言ったのにと大泣き。

サクラさんは仕方なく、幼児を連れて映画館に入るのでした。

 

この映画館のシーンは、音声だけ聞いていたら「オイオイ」な内容。

でも、映像は思わず笑っちゃう。

アダルトな妄想に浸りた方は、音声だけでお楽しみいただけます。

 

2人をこっそりつけて監視していたラムちゃんとあたるですが、映画の内容に興奮したラムちゃんが大声で、あれは何をしているのかと質問攻め。

お客さん、他にはいないのかと思っていたら、こっそりひっそり殿方がご覧あそばしてまして。

白い目で睨んでおりました。

 

たまりかねた、あたるがラムちゃんに怒鳴って尾行がバレ、一同館外へ。

これから面白くなるのにって・・・ラムちゃーん。あせる

 

映画の意味が全く分からないテンちゃんは、途中から寝てしまっていましたが、目が覚めた途端「次はホテルや!」と叫びます。

この言葉に、あたるを締め上げるサクラさん。

秘書ラムちゃんが冷静に、デートの段取りを読み上げるところが面白い。

「ホテルは最後だろうが」突込んだあたるは、信楽焼の狸の下敷きになるのでした。

 

夜の公園で、帰宅を促すサクラさん。

結婚してと純粋な目で見上げるテンちゃんに、優しく「いろいろ不都合があって無理なんじゃ」と頭をなでる彼女の薬指には、宝石の付いた指輪が。

 

サクラさんが婚約している事実に、驚くあたる。

傷心のテンちゃんは、それでも失恋を受け入れます。

 

が、腹いせにあたるを火あぶりにするのでした。

 

可愛い振りした、パワフル幼児。

これから、どんどん活躍しますよ。爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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