「SPY×FAMILY 」22話の感想です。

今回は「地下テニス大会 キャンベルドン」の1本のみ。

1話のみは久しぶりだなあと思っていたら、続き物でびっくり。

夜帷が、黄昏との共同任務と言っていたミッションです。

 

先の戦争に関する機密文書が隠されているという絵画を、現在の所有者キャンベルから手に入れるため、彼が主催するテニス大会に参加することになった夜帷と黄昏。

 

このテニス大会は裏で大金が動く賭けテニス。

黄昏も首をかしげていたけれど、なんでテニス?

夜帷は「好きなんでしょう」と軽く流していたけれど。

うーん、確かに大会名も「ウインブルドン」をもじっていたし、そうなのかも。

大金が動くだけあって、そうとうヤバい大会でした。

 

夜帷は、ロイド・フォージャーとして良き父親を演じる黄昏に落胆していました。

余計な感情を持つことで、諜報員としての鋭さがなくなってしまった。

刃こぼれしてしまったナイフ・おもちゃのナイフ。

と揶揄しながらも、「穏やかな先輩もステキ!」「ドキドキして胸が苦しい」と恋心をさらに燃やします。

「ピョコピョコする先輩、なんてかわいいのかしら。すき。」

 

「好き」のイントネーションがほぼ平たんなのが特徴ですよね。

普通なら好きアップのところが好き➡なんですもの。

さらに言えば「すき」ですから。爆  笑

 

ピョコピョコさせるのは、生涯自分の役目。

と、ヨルさんから妻の座を奪う決意を、さらに強くするフィオナちゃんなのでした。

 

とにかく今回は、フィオナちゃんが振り切れていて面白かったです。

 

「地下テニス大会 キャンベルドン」は、本当にキャンベル家の地下にあるテニス会場で行われる、非合法な賭博。

普通はセレブのお抱え選手が戦うものだけれど、大金を払えば一般参加も可。

夜帷と黄昏は夫婦ペアを装って参加します。

しかも、ドーピングだろうが、テニスラケットに細工を仕掛けていようが、なんでもOK という、いかにも「ジャンプ」漫画らしいバトルステージ!

 

漫画が掲載されているのは「ジャンプ+」で、これまでの展開もスパイアクションもの要素よりファミリードラマぽかったので、この設定には、やっぱりジャンプはジャンプだったかと顔がニヤついてしまった。

山ごもりで修行したという元プロだとか、強力な筋肉増強剤で化け物みたいになった選手とか、よく分からない改造を施したラケットとか、ジャンプ漫画の王道を行く敵キャラやアイテムに笑いが止まりません。

 

元プロも、筋肉お化けの対戦者も、あっという間に倒してしまうスパイ2人。

メチャクチャ強い。(笑)

 

特にフィオナちゃんは、このミッションで自分を認めてもらって妻役のオファーを貰う算段ですので、気合いの入り方が違う。

ガンガン相手を負かして、決勝トーナメントに。

ぽっと出の素人が決勝に残ったので、会場は大盛り上がり。

フィオナちゃん扮する「トバリー選手」のファンができるほど。

 

しかし、決勝の対戦相手はキャンベルの息子と娘。

これは、絶対なにか仕掛けてくる。

 

予定通り決勝まで勝ち残ったことで、ミッションの成功も見えてきました。

フィオナちゃんは、作戦成功すれば先輩が喜んで、妻役にスカウトしてくれると妄想を巡らせて、脳内の花畑状態。

ただし、表情は1ミリも動かないポーカーフェイス(鉄面皮)。

妄想全開中のフィオナちゃんの可愛らしいこと。ラブラブ

こういうギャップ萌えもあるんですね。

 

つかつかと近づいてきた黄昏に手を握られ、まだ心の準備ができていないと悶えるところが「すき」。

 

右手の掌がボロボロの夜帷に「無茶はするな」「冷静さを欠くな」と忠告する黄昏。

このくらい大丈夫と言う彼女に、「そういって死んでいった仲間をたくさん見てきた」と諭します。

同僚から、彼女のフォローを頼まれたからですが。

「以前は、我々は消耗品だと言っていたのに…私の心配をしてくれるなんて」と、すきすきすきオーラを発散させる夜帷。

でも、黄昏には睨みつけれれているようにしか見えない!wwww

彼女の恋が実る日が来るとは、到底思えません。笑い泣き

 

先輩大好きの余韻に浸るフィオナちゃん。

黄昏の手のぬくもりが、ピリピリ感じる…ん?ピリピリ?

 

壁に、死なない程度だけど毒性のある化学薬品が塗られているもよう。

黄昏は、夜帷に息を止めて目を閉じるように指示します。

 

キャンベル兄弟の対戦相手の控室は必ずここにして、相手を弱らせるという策略。

つまり自分で主催して、必ず自分の子供たちが優勝するように仕組み、絶対損をしないようにしているという…

この大会自体が、八百長でしかない。

 

それにしても、呼吸を10分も止めていられるとは、スパイってスーパーマンみたい。

 

そして迎える決勝戦。

毒にすぐ気が付いたものの、やはり本調子が出ず、一般ピープル並みのプレイしかできない2人。

1セット奪われてしまいます。

しかし、2セット目では本来のパワーを発揮して、優勢に。

しかし、ボールを打ち返そうとした夜帷の足元ががくんと下がり、ミス。

コート内には36か所も同じような仕掛けが。

おそらく他の仕掛けもあるでしょう。

厄介ですよね。

しかし、この事で黄昏の闘争心に火が付いた!?

優勝をくれてやるつもりがないという彼に、そんな彼に憧れ、横に並びたくて、尊敬は恋心となり、同じ夢を見るようになったのだと再認識するフィオナちゃん。

 

最後の「すき」がでかい。

 

ということで、次回に続きます。

 

多分優勝して任務完了するんだろうけど、予告映像がメッチャ気になる。爆  笑