「SPY×FAMILY」17話の感想です。
今回はなんと3本立て!
ぐりほんさくせんを決行せよ/〈鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)〉/オムライス♡
豪華ですね~
メインは「ぐりほんさくせんを決行せよ」で、あとの2本はショートストーリー。
いろいろな表情のアーニャが堪能できる回でした。
ぐりほんさくせんを決行せよ
世界平和のため、デズモンド家の次男・ダミアンと仲良くなりたいアーニャは、犬(ボンド)を仲よくなるきっかけにしようと、ボンドも含めた家族写真をダミアンの前にわざと落としてみせます。
この時の顔が、サイコーにえげつなく悪人面。(笑)
が、試験のことで頭がいっぱいのダミアンはスルー。
その写真を拾ったベッキーは、そこに映っているロイドの姿に大興奮。
6歳児まで夢中にさせるのか。
トップエージェント恐るべし。
せっかく撮った写真は、有無を言わさずベッキーに接収されました。
その日の図工の時間は、またしても図工の教師が欠席したため、担任のヘンダーソン先生が見ることに。
班で割りあてられた材料を使って、動物を作るというもの。
材料を分け合って使うというところが、ポイントですね。
この授業で作られた作品を教育委員のお偉いさんが観に来ると聞いたダミアンは、大作を作って賞を貰えば父親に認めてもらえると、気合いを入れます。
家紋にあしらわれているグリフォン(黄金を守ると言われている幻獣)を作ることに。
想像上の生き物なんですが…動物?
アーニャは、彼と同じ班になれたことで、ボンドに興味を持ってもらおうと、ボンドを作って見せるのですが、、、
「お前は、ゴミに名前を付けるのか」と言われ、あえなく撃沈。
実年齢4~5歳ですから、下手なのは仕方ないか…それにしても雑。
アーニャは、ダミアンの思考を読んで、この工作に懸ける彼の切実な思いを知ります。
そこで作戦変更。
ぐりほん作りを手伝って賞を貰う➡ダミアンに感謝されて父親に紹介される➡デズモンドから親も招待しようという話になる
という三段論法を展開。
さっそく、ダミアンの工作を手伝うと申し出ます。
初めは断っていたダミアンでしたが、「アーニャ、お前の役に立ちたい」という言葉と微笑に陥落。
ダミアンには、彼女の笑顔に後光が差して見えるようです。
きらきらアーニャ、かわいい?
しかし、制作を頼んだ足には魔改造くわえるし、羽の制作頼めば不ぞろいだし・・・
ブチ切れたダミアンは、アーニャーに罵声を浴びせた上に、同じ班の子たちの材料も寄越せと怒鳴ります。
ここで、ヘンダーソン先生登場。
「エレガント」の言葉に、固まるダミアン。
さすが名門校のベテラン教師。
決して声を荒げることのない指導はお見事です。
すごい、威圧感。
もうまともな作品は作れないと落胆するダミアン。
アーニャは、ボンドをメスのグリフォン改造し、彼の作品と一緒に展示するようにと渡します。
何でつがいにする必要があるのかと問うダミアンに、アーニャの答えは…
「愛があれば空を飛べる(byベッキー)らしい」
ダミアンの超不本意な出来の作品は、金賞を受賞しました。
その理由がすごい。
「翼をもがれても、なお雄々しいその姿に、戦争から立ち直る我が国の未来を見た。
特に、傍らに置かれた、見るも無残な仔グリフォンの遺体に、涙を禁じ得なかった」
だ、そうです。
アーニャ、goodjob?
ダミアンが賞を取ったことで、作戦成功かと内心ワクワクのアーニャでしたが、「あんなみっともない作品、親に見せるわけないだろ!」と言われ、撃沈。
もう少し、手先が器用だったらねえ。
その夜、寮から自宅に電話をかけるダミアン。
相手は、執事なのかな?
入学式の日に同級生から殴られたという情報にも無反応だったことを察し、父親に振り向いてもらうためには、インペリアルスカラーになるしかないと確信するのでした。
次男はつらいよね。
ダミアン、頑張れ!
鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)
WISのハンドラー・シルヴィアさんと、エージェント黄昏がコンタクトを取り合い情報交換するまでの裏話、というか裏側暴露ショート。
シルヴィアさん、表向きは大使館勤めの秘書官なんですね。
でも、オスタニアの情報部にはしっかりマークされていて、大使館を出るとすぐに尾行が付きます。
その尾行をかわして、エージェントとコンタクトをとる手腕がお見事
いつもの時間、いつものルート、そして必ず入れている予定。
毎週水曜日は、市民プールで1時間のスイミング。
いつも全く同じ、判で押したような生活を尾行者に刷り込み油断させて、プールにいる時間で黄昏と合流し、情報交換します。
何気ないしぐさのサインで、ランデブーポイントを知らせるところや、変装した姿で尾行者の前を堂々横切るさまはカッコイイの一言。
この日は、買ったばかりのコートで颯爽と。
でも、プライスタグ取り忘れてたね。
黄昏もオペレーション<梟>の進ちょく報告が、娘の成長報告なんですが。(笑)
このオペレーション、成功できるの⁉
オムライス♡
ヨル’Sキッチンbeginning。
幼少期のユーリがカワイイ♥
姉の作る料理を、「ブーっ」しながら完食し、いつでもお嫁に行けると本気で言っている姿がいじらしい。
そして、力加減を知らない姉に吹っ飛ばされる日々。
そんな彼だから、4日貫徹の上トラックにひかれても、翌日普通に勤務できる強靭な肉体をゲットできたのでした。
うん。すばらしいよ、ユーリ。
弟の鑑だね。
次回は、通常の長さのストーリー1本のようです。
シリアスかなあ。