本日見た映画がこちら。

ちょんまげぷりん [DVD]/錦戸亮,ともさかりえ,今野浩喜
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映画のタイトルが少しおちゃらけているが、内容自体は非常に素晴らしいので機会があれば是非見てみてください。

ざっくりとしたあらすじは、

江戸時代から現代にタイムスリップしてしまった武士が仕事に追われるシングルマザーとその息子に出会うところから始まる。
初めはお互いの文化の違いに衝突するも、徐々にお互いのいいところを取り入れ、互いに成長していく3人の成長が見ていて非常に微笑ましく、そしてすがすがしく爽快な作品。

忙しくストレスの多い現代で、つい忘れてしまいがちな大切なことをたくさん気づかせてくれる映画なので、機会があれば是非見てみてほしい。

なぜ「プリン」なのかは、見てからのお楽しみということで、あらすじについてはここまで。



以下、私の感想ですが、

現代の人間は、あれもこれもとなんでもやろうとして結局中途半端になっている人が多いのかなという印象を受けます。
特に、映画の中で印象的だったのが、「働く」ということと「子育て」
この両立の難しさを映画の中でよく伝えていたのではないかと感じました。

仕事が好きで働きたいのだけれども、働きすぎると子育てに支障が出る。

しかし、子育てに没頭すると仕事ができないという、トレードオフの関係が生じてしまう。

この映画に出てくる侍の言うように、

分をわきまえ、男は外で、女は内でと割り切ってしまうほうがいっそラクなのでは?

と思ってしまった。

もちろん女が外、男が内でも構わないのだが、どちらもやろうとすると上手くいかない人が世の中多いような気がする。

自由な世の中だからこそあれもやりたいこれもやりたいという気持ちもわかるが、逆に自由になったことで不自由になってはいないだろうか?
自由とは責任をしっかりと持った上で得られるものであり、責任を果たせないうちは自由を求めすぎてはいけないと私は思っている。

今回の映画で言えば、あるきっかけで、子育ても家のこともしっかり出来るようになったからこそ、いい仕事ができるようになった。

と言えるだろう。