前回までのあらすじ!!
オレの名前は、ラダマンティス。
(子安武人さんの低い声をイメージしてください。)
しかし、ハインシュタン家は多額の借金をした為、夜逃げ。
多額の借金を残した家に、取り残されたパンドラ様。
パンドラ様の学費と、高校生活が楽しめるだけの生活費を蓄える為には、もっと稼ぎが必要だ。
土木工事の仕事から、一攫千金のホストへとジョブチェンジを果たしたオレ····。
しかし、ホストは、何をして良いのか?皆目見当がつかない。
オレは、パンドラ様と共に、銀座、原宿、六本木の地で名をあげる『クラブ オールビューティー』を訊ねる事にした。
そう!! 故人曰く 芸と技術は、見て盗めだ。
『ノウハウを覚えるまでで良い。暫くは、この店で働かせてくれ、、、』
『ノウハウを覚えたら、支部店を開設する予定だ、、、』
ーーやはり、簡単にいかないか、、、
『ここの店の名""オールビューティー""名乗るって事は、店の売り上げ、イメージ、今までボク達が気づきあげたモノを背負うって事だからね。支部店を出すとはいえ、、、半端覚悟なら、ボクは、、、支部店の開設を許可しないよ······』
『支部店を出す考えを、変えるつもりは無い。』
ーーこうして、オレとパンドラ様は、この『クラブ オールビューティー』で働く事になった。
クラブ オールビューティー
聖闘士★星矢 冥界外伝
シャッバ ダバダ〜〜♪ シャッバ ダバダ〜〜♪
(オープニングテーマですw)
ピーチ ボンバー♪ ピーチ ボンバー♪
2話
ラダマンティスとパンドラは、オーナーの瞬に案内され、オリエンテーション(簡単な面接と説明を受ける事になった。)
オーナー瞬から渡された紙面をみる、ラダマンティスとパンドラ。
法律による規約が記載されていた。
『そうだな、、、基本的に
学校の校則: 法律上は16歳で働ける状態であっても、通っている高校がアルバイトを禁止している場合があります。
学校での確認は、学年主任のリヤ オジマ先生から許可は取れた。キミの自宅は多額の借金を抱えている為、イロイロ大変な用だね、、、
学校から下校した後、週3で短時間労働。
ホールでは無く、「事務作業」。という条件の中許可が降りた。
保護者の同意:
パンドラ。キミの場合は、現時点ではラダマンティスが保護者という形になる。
深夜労働の禁止: 午後10時から翌朝午前5時までの間は、原則として働くことができません。
つまり、パンドラの場合は、MAXで22時までだ。
労働時間の上限: 1日原則8時間、1週間原則40時間までと決まっています。
つまり、パンドラの場合は、週3 月曜日、水曜日、金曜日としよう。
時間外・休日労働の原則禁止:
決められた時間を超える残業や、休日出勤は原則としてさせることができません。
特定の業種: 18歳未満のため、警備員や、お酒を伴う接客、パチンコ店など風俗営業等にかかわる仕事には就くことができません。
ウチは、酒を扱う接客業だ。パンドラは、事務作業を手伝ってもらうという条件で学校側から許可を頂いた。
だが、流石に学校の制服は学校側に申し訳ない。』
オーナーの瞬は、パンドラに制服を支給した。

『では、中を案内しよう、、、』
オーナー瞬は、ラダマンティスとパンドラをクラブオールビューティーの内部を案内した。
『まず、ここ。企業や運営の話し合いをする場所。』

『簡易なつくりだが、休憩室。休み時間はくつろいでくれ、、、』
『ホール。つまりお客様をもてなす場所。ボク達が大半の時間をここで過ごす』

『VIPルーム。 特別なお客様を持てなす時や、王手の取り引きを案内する場所だ。』

『バーカウンター。主にシングルの男性のお客様を接待する事が多い。バーカウンターは、ホールと違い1人で回す事になる。人員の大半はホールの接客に回す。』

『そう。中々無いだろう、、、。男性の1人来店は、ホストクラブには入れない。でも、ウチの用意した美味しいお酒は、飲んでもらいたい。だから、男性のお客様も歓迎する事にしている。』
ラダマンティスの一言に、自信を持って答えるオーナー瞬。
『だから、オールビューティーなのか?』
『ふっ。店の名前に興味を持ってくれたのかい? そうだね、、、
元々、オールビューティーは、
八方美人
という意味なんだ。
八方美人は、誰にでも良い顔をしているという単純な意味もあるけどね、、、
八方美人は、あらゆる面で死角が無いという意味も含まれているんだよ。』
オーナー瞬は、背中を向けたまま説明する。
そして、ふと振り返り、
『このあらゆる面で死角が無い、オールビューティーという店の名前は、伝説のホスト、🦀デストール🦀が名付けたモノでね、、、その、オールビューティーには、“娑婆陀芭陀亜(シャバダバダア)“という信念が込められているんだ。』
『デストール?シャバダバダー??』
オーナー瞬の説明に、首をかしげるパンドラ。
『娑婆、、、「忍土(にんど)」や「堪忍土」。「苦しみや煩悩が多く、耐え忍ばなける」という意味か?』
ラダマンティスは、娑婆陀芭陀亜(シャバダバダア)という独特な言葉、仏教の言葉を使い解釈しようとした。
『、、、何それ?』
『刑務所から出た咎人が、シャバの空気はウマいっていうだろ、、、』
どんどん混乱するパンドラに、ラダマンティスは、独自の解釈で説明した。
『確かに、、、仏教の言葉では、娑婆は、忍耐を意味するね、、、』
『ラダマンティス。パンドラ。、、、この娑婆陀芭陀亜(シャバダバダア)は、キミ達の宿題にさせてもらうよ、、、自分達で、娑婆陀芭陀亜(シャバダバダア)の意味を作りなさい』
『娑婆陀芭陀亜(シャバダバダア)に意味??』
『宿題の提出期限は??』
『宿題の提出期限は無いよ、、、じゃあ、キミ達 オールビューティーの2号店を開設する前にでも、聞かせてもらうよ♡』
『・・・・・・・ッ!?』
ラダマンティスは、ホールで接客業を、ホスト達のヘルプのヘルプとして、、、
パンドラは、飲食の在庫管理や発注の書類に関する事務作業を、、、
見様見真似で覚え、数をこなした。
帰り道。
『ホストの仕事、、、仕事そのものは覚えたが、やはり接客業は、オレには向かないのか、、、どうしても、オーナーのように、客を持て成す話術や技術が、オレには欠けている。』
ラダマンティスは、初日の仕事を振り返っていた。
『オーナーに認められなければ、、、2号店開設は、叶わんか、、、』
帰り道に、パンドラはラダマンティスに問いかけた。
ラダマンティスは、この店で長く働く事より、支部店として2号店の開設をする事を当面の目標とし行動している。
『2号店を開設しなくても、あの店で働いた方が良いのでありませんか?』
『2号店は、、、旦那様が、パンドラ様に残したハインシュタン家でやるつもりだ。』
『ッ!! ウチでやるの??』
比較的無表情のパンドラが、目を見開いて驚く。
『そう、借金と共に残された唯一の財産。ハインシュタン家、、、売却すれば、借金総額の半分は返せる代物だが、、、あの家は、パンドラ様の幼き日より家族共に過ごした家。売却するには、忍びない。』

『だからこそ、あのハインシュタン家を使い、クラブオールビューティーの2号店として利用するのだ。旦那様が残した借金を、パンドラ様が託されたハインシュタン家を使い全額返済するのだ。』
『・・・・・・・・・・・管理費が支払えないから、あそこは放置して、、、』
『管理費程度なら、また借金すれば良い!!それ程高額では無い。・・・・問題は、そこでは無い、、、オーナーから認められる、、、何か!! オレに出来る何かがアレば、、、』
ラダマンティスは、考え混む。
『オーナーや、他のホスト達のように、気の利いたトークや、笑顔すらオレには出来ん!!
土木工事で培った体力!! オレには、この身体を動かす事しか出来んのだ、、、』
『ならば、、、踊りでも踊ったらどうですか??パラパラとか、、、』
こーして、ラダマンティスは、
パンドラの指導の元、日々舞踊(パラパラ)の鍛錬をつんだ。














