今日はシミリスモニターの生体についてをちょっと…
ベタ慣れにするためにはスキンシップが一番というのは持論ですが、事この子にいたってはそれが顕著に現れてる気がします。
こんな風にケージに手を入れると…
今回はカメラを気にしてちょっと戸惑った感じです…
いつもはこんなに離れません、ケージに手を入れたとたんにそそくさと寄ってきて、手の上にのってそのまま腕を伝い出てきます。
基本、人が好きなんじゃなく、ケージの外に出たいのだと思いますが、やはり手に乗ってきてくれる時点でこちらとしては激しく嬉しいものがあります゚.+:。(´ω`*)゚.+:。
警戒が解かれるともう大変な事になります…ケージ前面に陣取り「開けて開けて!」とガラスを引っかくので…
最近この子のバスキングランプを借りて、マウスの解凍をするのですが、モニター(オオトカゲ)は元々知能が若干他の爬虫類より高いため、いたずらを開始します(笑)
マウスをランプの熱からどかすのです…
そうすると扉をあけて手が入ってくる事をこの子は学習してます。
マウスの位置をランプ直下に戻す作業をしてる内に手によじ登り、外に出ます。
完全に学習してしまってるので、何度も繰り返しいたずらは続きます。
頭を触ろうが、腹を触ろうが、尻尾を触ろうが、怒りませんしむしろ脱皮中だと頭を手にこすり付けてきたりもします゚.+:。(´ω`*)゚.+:。
それとここからは珍しい写真を載せます。
ほとんどシミリスモニターやチモール、キサ、ピーコックを飼ってるサイトさんでも見た事無いというか、恐らくやろうとしないのでしょうが、個人的に考えて、シミリスを含むドワーフモニターは半樹上性であるというより隠れ家を求めて樹の上に上ってると考えてます。
そのため、樹の洞や狭い隙間を好む傾向がありますね。
これはドワーフモニターを飼ってる人なら、誰しもが思う事ですが、バークチップの中にもぐったりもするのを見かけませんか?
それを何度も見ていて、もしかして?と思い、実験がてらにレオパに使われたりする、爬虫類倶楽部特性のタッパーシェルターを投入(側面に丸い穴が開いたタッパーで中にミズコケが入ってる。)
分かりにくい画像になってしまいましたが、左上に少しくぼんだ所が見えますが…
これが入り口です。
「なんの…?」
見えますか?(微妙かもしれませんが)
えぇ、お気づきの方も多いかも知れませんが、「巣」です。
別に僕自身が掘ったわけでも、最初からミズゴケがこの形なのではないです。
自らが掘ってこの形にしたみたいです。
毎回位置口から入り、ドーナツ状の輪を入り口につなげているようでそこから這い出してきます。
こんな事してる人は、僕位かも知れませんが…個体差によるものなのか種によるものなのかはまだ分からないです(´・ω・`)
しかし、これをする時の注意点があり、それは…
※ベタ慣れ個体でも、この巣らしき物に手を入れると噛み付かれます※
我が家のシミリスモニターはまず噛みません、手にマウスの匂いが付いてれば別ですが、普通の状態で噛まれた事は一切無いです。(威嚇もされません)
しかし、この巣に関しては別です。
完全に敵とみなされ噛み付かれます。(もちろん巣から出てる時は普通に触らせてくれますし、手にも登ってきます)
こうした実験(言葉は悪いですが)を繰り返してこの子のベストな環境を再現できたらいいのですが、やはり個体が「見えている、すぐに触れる」といったファクターは爬虫類を飼う上でもっとも飼い主がしたい事だと思いますので、ある程度の隠れ家を作ってあげればいいですし、絶対に自然の状態に近い環境で!と、言うわけでもないと自分ではおもっています。
愛くるしい自分の家族に触れないのではちょっと寂しいですよね?
まずは自分の姿が長時間、モニターから見えるところに置、なおかつ「目線を合わせる」事を気にしてみてください。
自分が余り動かない体制でエサをあげれればベストですが、恐らくそれを1~2ヶ月も続ければ変化は必ずあると思います。
僕の家のシミリスも半年ほどで、僕が帰ってくる時間を学習して、帰ってきたらご飯が貰えるのも分かってるので、帰宅後きっちり10分後(着替え等の時間)に巣から這い出し、バスキングして身体を暖めご飯に備えてます゚.+:。(´ω`*)゚.+:。
モニターすべてを飼ったわけじゃないですし、たまたまや偶然が重なったのかもしれませんが、こう例もあるのだと、モニターを飼ってて慣れなくて、触れないと思ってる方は受け止めて欲しいです。
シミリスモニターだから、ハナブトだから、サバンナだからこうしないといけないなんて事はないと思います。
威嚇されるのが当たり前、噛み付かれるのが当たり前なんてそんな事無いです…彼等だってわかってくれます。
そう、自分では思ってます。






