水竜と太 | CODE : G

水竜と太

はじめの物語

それは目に眩しいくらい鮮やかな緑色をしていた。

その色が好きではじめはずっと寄り添い、動き回っては、眠る日々を過ごしていた。

一緒に食べ、一緒に眠り、一緒に遊んび、冬の寒さも二人で耐えた…。

そんな日々が、はじめはずっと続くものだと思っていた…。

突然だった…目が醒めると、緑色をしたソレはもう居なかった…はじめて一人になった…。

はじめての孤独に寄り添うものを探す日々…。

その日々が長く続き、捜し物を忘れた…。

探しつづける行為だけを続け、目的を見失い、それでも探す事が目的に変わって、はじめての夏を迎えた…。

捜し物が何だったのか覚えてない…でも探さないといけない…。

自分より大きくて、緑色…これしか覚えてない…。

見つからない…。

地面を掘ってみたらガラスの嫌な音がした…木を昇ったら行き止まりだった…。

はじめて、探すのをやめた…。

そんな時、緑色をしたソレを見つけた。

でも、はじめは覚えてない…。

緑色をしたソレは覚えていた…大きくなったねと声をかけられてもはじめは覚えてない…。

近くに寄り添いおうとしたしたソレを、はじめは拒絶した…。

緑色をしたソレは泣いた…水容れの水が溢れるほどに…。

緑色のソレは泣きつかれ、涙で出来た水の中で眠るように動かなくなった…。

水容れで眠るソレを目に焼き付け、はじめは涙をながした…。

ソレが何かも解らず、何故泣いたのかも解らず、ただ水容れに手をかけて、寂しそうに眠るソレを泣きながら見つめ続けた…。

まるで水竜の様に綺麗な緑を目に焼き付けて、はじめて、ソレが友達だった事を思い出した…。

はじめの友達の物語。







纏まりわっる(笑)

太には最初、インドシナウォータードラゴンの同居人が居まして、サイズ差が出た辺りで別々にしたら、インドシナがその後調子を崩しまして…。

夏の猛暑を乗り切れず、星にしてしまった苦い記憶がありまして…。

昨日画像を整理してたら、その時の写真が出てきて、ちょっと感傷に浸ってました(´・ω・`)



はじめは小松菜を好んで食べない…。

ソレは友達の色だから…。




次ぎはもうちょっと明るい話題を出したいものですね(笑)