アメリカンフットボールの危険なタックルが問題となっています。


ラグビーのタックルについて考えてみました。


タックルは決して「相手を痛めつける」ものではないと思っています。

「相手の前身を阻み、ボールを奪うきっかけにするプレー」と私の中で定義づけられています。

「ナイスタックルが決まり、味方の気持ちが高揚する、勇気づけられる」といった効果も確かにありますが、それはあくまで、「ナイスタックル」だからだと思います。

「ナイスタックルは痛くない」と高校生の時に教えられたように思います。

最近のラグビーでは安全対策のルール改正がかなり進み、良いタックル、悪いタックルの基準がはっきりしています。

私も昔故意では無いのですが空中の選手にタックルに入ってしまい退場になったことがあります。
その時の監督の何とも言えない表情(軽蔑、残念といった感じでしょうか)が今でも忘れられません。

タックルは気持ちがもちろん重要ですが、技術はもっと重要です。

逆ヘッドタックル(相手の正面に頭が入るタックル、相手の膝が頭に当たるなど危険)の防止も進んできましたが、まだ逆ヘッドの方が相手を止められるという考えを持った人もいるようです。

「ラグビーは危険」というイメージがつくと普及の妨げにもなります。

もう一つの楕円球スポーツの事件を他人事と思わず、フェアプレーと安全を考えるきっかけにしないといけないと思いました。