おじいちゃん | queseraF.C.

今週の月曜日、
おじいちゃんが亡くなりました。

でも
亡くなったっていうより、
“楽になったね”
って感じで、
あんまり、おじいちゃんが
”いなくなっちゃった”って感じじゃない。

自分の肉体と魂がこの前までは
一緒だったからすごいつらかったけど
今は肉体から離れて、
「お 楽になったぞ」
っておじいちゃんが言ってるみたいな感じがしてる。

お葬式のあいだも
お坊さんが、なんていう名前か知らないけど
ちーんってならすやつめっちゃでかい音でたたいてて
おじいちゃんがボソっと「うるさい」とか言ってそうだなー
って自分からは見えてた。

おじいちゃんは
すごい無口な人だったから
正直、あんまりいっぱいお話した記憶とかは
多くはなくて、でも
おじいちゃんの料理はいっぱい食べた記憶がある。
でも
1番大きいのはやっぱり原爆の話で
誰にも話したくなくてずーっと誰にも話さないまま
自分にだけ話してくれて
だからこの世の中におじいちゃんの被爆体験の話を
知ってるのは自分しかいなくて
ちゃんとこれを話していかなきゃなって思ってる。

3km以内とかめっちゃ近くて
そこにいた人ほぼ全員が亡くなったって
言ってもいいくらいの中で被爆して
でも無傷でいて、放射線の後遺症もない。
スーパーおじいちゃん。
人類史上最悪の兵器が使われた現場を生き抜いた
おじいちゃんの生命力はハンパじゃなくて、
「もう今夜か明日です」って言われてから1週間も生きたよ。
薬で眠らされてたから結局お話は出来なかったけどね。
でもこっちから言ってることは
ちゃんと聞こえてるらしい。
苦しいから反応見せられないだけで、ちゃんと聞こえてるって。
耳は最後までちゃんとしてるらしいよ。

亡くなっちゃったけど
でも、なんだか前よりも
もっと近くで見守っててくれてる気がする。

お葬式でお化粧してもらってる時も
おじいちゃん初めてのメイクだねー
って感じで。
アイラインとかひいちゃってさ。

ここで問題なのが
ここ1週間の出来事のインパクトが大きすぎて
大学のほうの勉強が
完全に何をやってたかわからなくなってること。
こんなにも忘れちゃうのかっていうか、
こんなことやってたっけ?みたいな
わけわかんなくなってる自分の状態考えると
もうFAILだなって感じしかない。
もちろん出来る限り頑張るけどね。