家に帰ると、勇が手を引っ張って
側転見よって
と、いう。
見ていると以前よりは足が上がるようになった側転を
何度もした。
うまくなったやろー
とうれしそうにいう。
何度もくるくる回っていてふらふらしないのがすごい。
この年になると、少し回っただけで頭がくらくらするから。
その後は相撲をしようという。
いまいち相撲は弱いみたいで、
なかなか勝てないようだ。
それでも、たまに勝つと
○○君にかったよー
とこれまたうれしそうに話してくれる。
だからもっと勝ちたいのか、相撲をとることになった。
はっきょーいのこった
一応一生懸命押し出そうとしている。
コロンと転がす。
もっと強く押してみてというと
うおりゃー
と大声を出し、一生懸命押す。
ぎりぎりのところで耐えていると、
また、うおりゃーと声が出た。
足を外に出してやると、
勝ったー
パパの負けー
その後はみんなに勝ったよーっと
走って教えに行っていた。
勝ったことで、少し強気になったのか、
またしようという。
その後は、何度も勇の
うおりゃー
と聞くことになる。
はーはーと息をしながら、意気揚々と勝った事また教えていた。