同じ病室の女の子が
手術室から戻ってきた
術前検査で
麻酔をかけての検査が終わったようだ
バタバタとストレッチャーに乗せられて
戻ってきた
もう慣れたが、けたたましい音
副作用で辛いかもしれないけど
仲間として見守るしかない
もう一人の女の子は朝
身体にギブスをぐるぐる巻に巻かれて
全く身動きがとれずに泣いている
整形外科の病棟は
ジャスティンが見たら驚くだろう
精神病院の雰囲気とは随分違う
痛い痛いとあっちこっちで泣いている
こんな
事を言うのは不謹慎かもしれないが
手術専門の整形外科病棟は
テロを受けて運ばれたか
戦争で怪我をして運ばれたかと思う位
壮絶な雰囲気だ
あちらこちらの病室で誰かが泣いている
救急車のサイレンも耳慣れた
そう
ジャスティンはジャスティンで
静かな戦いだったであったとは思うが
そんなジャスティンも救急車で精神病院につれて行かれた
あの時ジャスティンは
暴力で怪我をして初めて精神病院に入院することになった
精神病院のそばには小さな外科病院があった
処置はそちらに行くように外出届けが
出された
怪我をして精神科に来る人は、そこそこいるのであろう
うまく連携しているな
本当に感謝しかない
ジャスティンは
精神病院を退院してからも抜糸に行くのが怖いと言って
(強迫的障害)
なかなか抜糸をしに病院へいかない
1ヶ月たっても
2ヶ月たっても

私は戦中の人間ではないので
そんな
抜糸を何ヶ月もしない人間を初めてみた
そして
何ヶ月たったのだろう
ジャスティンは とうとう
怖くて病院へ行けず
抜糸は自分でしていた
私は、そっちの方が怖いわ