誰もが居心地の良い防災センターを目指す

 

 

 広島県熊野町は、東部地域防災センター(仮称)基本設計・実施設計業務の公募型プロポーザルで、最優秀者に大西麻貴+百田有希/o+h(東京都中央区)を選定した。

 

次点は乾久美子建築設計事務所(東京都新宿区)だった。

 

 

 

外観イメージ。らせん壁に守られた「丘のような地域防災センター」を提案した(資料:大西麻貴+百田有希/o+h)

 

 

平面計画。災害時の避難者の居住スペースと支援者の活動スペースを分け、スロープで緩やかにつなげた。両者が出会う2階のテラスには、調理室が面し、食を通した交流の場所となる(資料:大西麻貴+百田有希/o+h)

 

 

イベント時にも災害時にも、ランドスケープと一体で活用できる。テラスは、災害時には炊き出しスペースとなり、広場に面したボランティアビューローと地域カフェは、ボランティアや物資の受け付け場所として機能する(資料:大西麻貴+百田有希/o+h)

 

 

2階防災ホール。ハイサイドライトから印象的な光が差し込む(資料:大西麻貴+百田有希/o+h)

 

<プロポーザル概要>
名称:
東部地域防災センター(仮称)新築工事に伴う公募型建築プロポーザル
主催者:広島県熊野町
優先交渉権者:大西麻貴+百田有希/o+h
次点者:乾久美子建築設計事務所
熊野町建築設計者選定委員会委員:山本理顕(委員長/建築家、名古屋造形大学学長)、 村上徹(建築家、広島工業大学名誉教授)、小野田泰明(副委員長/東北大学大学院教授)、的場弘明(広島県土木建築局建築技術部長)、内田充(熊野町副町長)
参加表明書提出期限: 2019年3月15日(金)午後5時まで 
一次審査:2019年3月25日(月)
選定結果の通知・技術提案書提出要請:2019年3月26日(火)
技術提案書の提出期間:2019年4月22日(月)~24日(水)
公開ヒアリング:2019年4月26日(金)
最終審査結果公表:2019年5月15日(水)
公式サイトはこちら

<施設概要>
所在地:
広島県熊野町初神3 
敷地面積:約3780m2
施設用途:集会場・指定避難所
履行期間:契約締結の翌日~2020年2月28 日(金)
建設工事費:約 4億5000万円(建築工事、各種設備工事、昇降機設備工事および外構工事などを含む、税抜き) を想定
着工予定:2020年6月
開館予定:2021年6月

 

 

 

行ってみたくなる防災センター

いいなぁ~

何べん行っても楽しそう!

 

 

出典=https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00358/060200046/