SF作品でも知られるバーナード星、ついに地球型惑星と発表された
新たに発見された系外惑星の表面から赤く薄暗い主星を見上げた風景の想像図(ILLUSTRATION BY ESO - M. KORNMESSER)
太陽からわずか6光年先の恒星の周りを公転する惑星が実在すれば、系外惑星探査の有力な候補に違いない。
バーナード星の周りを氷の惑星が公転している、という論文が科学誌『ネイチャー』に発表された(2018年11月14日付)。
バーナード星は1916年に発見された恒星で、大きさは太陽の6分の1ほど、太陽より高齢な小さな赤い矮星だ。
ちなみに、太陽系に一番近い恒星として知られるアルファ・ケンタウリ星系は、バーナード星のような単独星ではなく三重連星で、バーナード星より近い4光年先にある。
アルファ・ケンタウリ星系にも惑星があることがわかっている。(参考記事:「40光年先に地球似の惑星を発見、生命探しに最適」)
論文の執筆者の一人、スペイン宇宙科学研究所のイグナシ・リーバス氏は、「よく知られた天体であるバーナード星だけに、科学者たちはずっとこの星の惑星を探してきました」と話す。
太陽(下)からバーナード星(左上)とアルファ・ケンタウリ星系(アルファ・ケンタウリAおよびBとプロキシマ・ケンタウリの三重連星、右上)までの相対的な距離。太陽のまわりの同心円は内側からオールトの雲、2光年、4光年、6光年を示す。(GRAPHIC BY IEEC/SCIENCE-WAVE - GUILLEM RAMISA)
結構近いところにあるのは驚きです。
将来 旅行に行けるかも~
出典=https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/111600497/