間欠泉で見つかる不思議な形の石には、地質的な歴史が刻まれているかもしれない

 

 

米イエローストーン国立公園のオールド・フェイスフル間欠泉の「卵」は、変わり玉のような多層構造をしていて、各層は過去の熱水だまりのそのときの状態のスナップショットになっている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL NICHOLS, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

 

 

卵を産む温泉がある。周期的に水蒸気や熱湯を噴き出す「間欠泉」だ。

 

 とはいえ間欠泉の卵から、小さい間欠泉が生まれてくるわけではない。この「卵」は熱水だまりの熱水から析出してくる二酸化ケイ素が結晶化したもので、なめていると色が変わる飴玉のように、多層構造をしている。

 

長い時間の経過とともに1層ずつ形成されるため、各層は形成当時の熱水だまりの状態を物語ってくれる。

 

 米イエローストーン国立公園のオールド・フェイスフル間欠泉のまわりのカラフルな熱水だまりの中には、こんな奇妙な石がごろごろしている。

しかし、国立公園内の規制が非常に厳しいため、科学者たちはこれまで石に手を触れることさえできずにいた。

 

今回初めて、地質学者のチームがオールド・フェイスフル間欠泉の卵を1個だけ採取することを許可された。直径約4センチの石の繊細な構造を明らかにすることで、オールド・フェイスフルが長い年月をかけてどのように変化してきたかを知る手がかりが得られるかもしれない。

 

 

間欠泉の卵 なんてかわいらしい~

もうすぐ恐竜が生まれてきそうにも見えちゃう~

こんな素晴らしい卵ができるなんて驚きです!

日本にもないかな~

 

出典=https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/080300213/