「いないことの証明」が可能な最新の科学的手法とは

 

 もし本当にいるとすれば、英国スコットランドで最も有名な動物は、ネス湖にいるというネッシーだ。今回、科学者チームが、ネス湖の水に含まれているDNA断片の配列を片っ端から決定することで、この湖にネッシーがすんでいる(あるいはすんでいた)かをめぐる論争に決着をつけようとしている。

 

 生物は日々、皮膚のかけら、糞、卵、精子などを環境に落としながら生きている。これらのゴミには生物のDNAが含まれていて、周囲の水や土に混ざってゆく。つまり、1本のガラス瓶に採取した土や水が遺伝子ライブラリになっているのだ。

 

 生物の個体から直接採取されたのではなく、環境の中にあるこうしたDNAが、環境DNAと呼ばれる。科学者は土や水からDNAを単離し、塩基配列を解読し、既知のDNAの塩基配列のデータベースと比較して、それを残した生物を特定できる。

 

ネッシーがいないことは、今までにいろいろ調べられている。

ところが、いないことの証明は難しい。

これがうまくいけば、いないことが証明される。

チョットつまんないなー

 

出典=http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/052500229/