「太陽の塔」が、1年以上の改修・増築工事を終えて本日3月19日から一般公開となった。その内部は、避難安全性を確保するため30分ごとに最大80人までしか入れず、予約は既に5月頃までいっぱいだという。新しくなった「太陽の塔」を、公開直前に取材撮影した写真やイラスト、1970年大阪万博当時の写真なども交えながら3回にわたって紹介する。第1回目の本記事は、塔内部の展示空間を中心に解説する。
大阪府吹田市の万博記念公園に立つ「太陽の塔」。大阪万博のシンボルともいえる(撮影:菅原 由依子)
公開直前の2月27日、太陽の塔を取材した。写真は左腕の内部で、一般公開時を想定して照明を点灯した様子を撮影した(撮影:菅原 由依子)
地下の増築部への入り口(撮影:菅原 由依子)
北側から見た様子。信楽焼の黒タイルで「黒い太陽」が描かれている(撮影:菅原 由依子)
増築した展示スペースに「地底の太陽」が復活した(撮影:菅原 由依子)
「生命の樹」に圧倒される。三葉虫や恐竜、ヒトなど地球上にすんでいた生き物を、下から上に向かって進化を表すように配置している(撮影:菅原 由依子)
新たに架けた階段を見下ろす(撮影:菅原 由依子)
エスカレーターを階段に替えたことで、万博当時よりもゆっくり展示物を鑑賞できる。展示物を近くで見られるよう、踊り場の位置を調整した(撮影:菅原 由依子)
吹き抜け空間の内側は赤色の拡散板が並ぶ(撮影:菅原 由依子)
拡散板を見上げると、突起部分が交互に続くようピッチが決まっている。これを再現することに設計者は苦労した(撮影:菅原 由依子)
太陽の塔は、不滅だ!
この迫力には、圧倒される。
出典=http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00154/00054/?P=1