2大タイトル受賞、ガラス張りエコ建築の衝撃

 

「ROGIC」前編、半屋外の活用で30℃の温熱環境を許容

 

南西側から見た外観(写真:川澄・小林研二写真事務所)

 

2階のオフィスエリア(写真:川澄・小林研二写真事務所)

 

半屋外空間を取り入れる2階から4階の執務空間を並べて体感温度を示した図。アラップが作成した平均放射温度(MRT)の分析結果の図を基に、日経アーキテクチュアが体感温度の数字を算出して記した。建物はガラス屋根を持つものの、ルーバーや輻射式空調によって温熱環境を制御する

 

屋内空調空間と、半屋外空間で空調ありの場所となしの場所において、不満足者の割合と体感温度の指標である新標準有効温度との関係を整理した研究結果。早稲田大学の田辺新一研究室が、2003年9月の日本建築学会大会の学術講演梗概集で示したデータに基づく

 

ROKIの研究開発棟の断面概要図。半屋外空間を取り入れるのは、左側の開口部寄りの2階から4階の部分。光が入らない安定した場所に実験室などを配する。小堀哲夫建築設計事務所の資料に本誌が一部加筆、修正

 

充分に換気された状況では、室温25±5℃が 快適と言うことになる。

冷暖房なしで この状態は、すばらしい!

 

出典=http://tech.nikkeibp.co.jp/kn/atcl/bldcolumn/15/00052/012900001/?P=1

                       日経アーキテクチュアより