1949年、フランス。
戦後の貧しい生活の中で、貧困や素行の悪さから寄宿学校へ入れられている少年たち。命令と服従が絶対とされるその学校へ、音楽担当のクレマン・マチュー先生(ジェラール・ジュニョ)が赴任してくる。相変わらず脱走、盗み、暴力、喫煙・・・と素行の悪さが絶えなかったが、マチューのやり方に徐々にこどもたちの態度も心を開くようになり、合唱団を結成する。とくにピエール・モランジェ(ジャン=バティスト・モニエ)の美声はマチューも驚くほどで・・・。
とにかく、ジャン=バティスト・モニエの歌声がステキ!!!
それを聞くだけで、涙がつつーっと流れてきてしまう。
心が洗われるという一言では言い表したくないが、まさに心に沁み入る歌声!
なんと、弱冠14歳。合唱団で実際にソリストを務めるプロである。
サントラが150万枚以上も売れているのがうなづける。
彼ももちろん、だんだんとこどもたちが団結しながら歌を仕上げていくプロセスは圧巻!
あとは、こどもたちの純粋さですな~☆
きのう、「さいきんの子育て事情」という記事を書いたが、この映画を見て、まさにこどもは大人の鏡!と改めて感じた。
命令と服従の世界では聞き分けのなかったこどもたちが、マチューがこどもたちを信頼する態度を示すほどに心を開き、みるみるうちにマチューの指導を吸収し、団結し、成長していくそのさまは、こどもがどれだけ純粋でどれだけ大人を反映しているのか、それを現しているようである。
信頼には信頼で応える。
それはやろうと思ってできるものではなく、気がついたら自然とすでにそこに出来上がっているものなのかもしれない。
とにかく、彼らの美声と純粋さ、それだけでかなりオススメです!!!
監督・脚本 : クリストフ・バラティエ
製作・出演 : ジャック・ペラン
(わたしの大好きな「WATARIDORI」もこのコンビ♪ジャック・ペランは「ニューキネマパラダイス」でも有名ですヨ)
オススメ度 ☆☆☆☆☆★!
