私はコーヒーを美味しく淹れることに命をかけている。というか、1日に飲む量を1杯に決めているから、その1杯は美味しく飲みたいのだ。これも生活の時間に余裕が出てきた証だね。子育ての頃はコーヒーはコーヒーメーカーにお任せしてた。それどころかあの頃は、コーヒーを飲むと胃が痛くなるので、体調が万全の時にしか飲めなかった。
そんな私がなぜ☕️コーヒーにハマったか。このお話はまた別の機会に。
コーヒーを美味しくいただくためには、コーヒー豆によってレシピを変えて淹れる必要がある。温度はもちろん挽く粒度も器具も違う。そして味を安定させるためには、何と言っても計りは重要!
でね、このゴールデンウィークで我が家の三姉妹が姉宅に集まってお茶をするときの話。早速、私めがコーヒーを淹れるお手伝いを。淹れ方を知りたいというので計りをお願いしたところ出てきたのが、アナログの計り。「え?」って思いながらも針をクルクル調整。器の重さなどは微調整であとは頭で計算し淹れていた。人数も多く普段と分量が違うため、何度も入れているうちに頭で計算するんだけどだんだん適当になってきた。思わず「ねーねー計りってあまり使わないの?」と聞いてみた。すると驚くことにほぼ毎日使うらしい。何を計るかは聞かなかったが、私は言葉に詰まった。とにかくデジタル計りの良さを説明したところ、姉は迷うことなくその場で我が家と同じ計りをポチっ!素早さにも驚く。
翌日、早速LINEに届いた写真がこれ!新旧と気が利く写真を送ってくれた。
実はつい先月のこと、友人宅でも出てきた計りが、姉の計りよりも、さらに懐かしいお皿が乗った大きな計り。「え?懐かしい〜!計り使わないの?」と失礼にも思わず口走ってしまった。やはりその友人も頻繁に使っているそうだ。
慣れれば、大したことないのだろう。計算するから頭の体操にもなりそうだ。食品を計るのだから間違えてもさほど問題にもならないし。
そして姉からまた写真が送られてきた。
「便利だわ〜」と一言。感情がこもっていた。
脳細胞は元の針の計りには二度と適応してくれないだろう。
こう考えると、知って良かったのか、知らずにいた方が良かったのか。
いや〜 やはりアップデートした方がいいでしょう。
もちろん、古い計りは感謝とともにお別れしたそうです。
こんな時は嬉しいけどほんの少し寂しくもある。
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