主人が亡くなり1年、一周忌法要を終えて私の中である思いが出てきたのです。
私、乳がんと子宮体がんを罹患し治療中、
治療は順調だけどいつ主人みたいに突然死期を迎えるかわからない。
主人が亡くなり子供も立派に自立したし
頑張らなくてもいいかなぁと思った時もありました。
が、
私を頼りにしているミルク。
残された者の悲しみ。
遺品整理の大変さと辛さ。
を、知っている私
頑張って生きていかないとと気合を入れ直しました。
でも私の死後、息子夫婦、娘にはなるべく迷惑をかけたくない気持ちはあり主人の物、私の物、他色々最低限度に整理しとかないとおもいだしたのです。
いわゆる終活です。
なのでなかなか手放せず手元に置いていた先代ワンコのお骨も今度ちゃんと納骨する事にしました。
でも主人の物を綺麗さっぱり片付けてしまう事はまだ無理なのでこの前のシューズ類の次はおしゃれだった主人の大量のコート類を買い取りに出そうと整理する事にしました。
シューズもビジネスシューズ、スニーカーと一足ずつ吟味して残したようにコート、ジャンバー、ジャケットも1枚ずつ吟味して決め泣きながら残りを袋に詰めていました。
その時ミルクがやってきて私に向って大声で吠えコート類を入れた紙袋の上に乗り伏せ唸り声をあげだしその場から動こうとしないのです。
ミルク
「パパのコートをどこにやるの?
持って行かないで」
と、訴えていたんでしょうね。
必死に守っていたようでした。