主人の父の告別式時、私達夫婦も亡くなった時の為に備えておかないとと感じ冠婚葬祭を取り仕切る会社の互助会に入っていたのでその会社に主人の通夜、告別式をお世話になる事になりました。
互助会に入っていたが互助会費を3年しかまだ払いこんでいないのに利用する日が来るとは…早すぎるよ。
主人が安置されている部屋で私と息子夫婦、娘は葬儀会社の人が出してくる大量の書類の説明を受けながら次から次へとすぐに決めなければいけないことが山のように押し寄せてくる。
決めなければいけないのは解ってる
でも気持ちが追いついていかない。
悲しい、辛い、お父さん(私は主人をこう呼んでました)助けて!帰ってきて!と心の中で叫びながら下を向いて泣くことを耐えるしか出来なかった。
喪主はどなたが?という問いにも返事ができず、ずーと泣いてる母親を見かねて息子が気丈に喪主は僕がします。と返事をしてくれた。
その後はお母さんは座ってたらいいと言って気丈にも娘と息子がすべて決めていってくれた。
通夜、告別式は葬儀が混んでいる事と友引やらで亡くなって2日後ということになりひとまず自宅に戻ることに。
自宅に戻り息子と娘が旦那の部屋の机の引出しの中身を確認していたら「お母さん」と呼ぶ声がした。
行ってみると遺言状が出てきたのです。