うちの素敵かあさん(*´ω`*)。

あいうえお作文が大好き。

このシリーズは少しもの悲しいけど、お母さんの愛をも感じるシリーズ。


母として
一人闘う
フィリピンで。
別離の恐怖に
ほほつたう涙。


お母さん。

天に召される10日前まではフィリピンで闘病を。

日本の医学ではどうしようもなく。。

アメリカ、オーストラリアもしかり。。

漢方も、、、


最終的にすがった地。

フィリピンでお母さんが書いていた作文ノート。

ここでの壮絶で許しがたい闘病のこと、、、。

それはもう少し後のお話。


治して帰ってくると約束してでかけたお母さんの。

あいうえお作文ノート。

少しずつ弱気な文面になってくる。

だけど、愛を感じる文面。

お母さん。

大好きなお母さん。

お母さんがフィリピンで不安と闘っているとき、

きっと元気になって帰ってくると。。

そう思って待っていたよ。


お母さんが立てなくなって空港に降り立つまで、

私はお母さんが行くときと同じ笑顔で帰ってくると思ってたよ。

もっとたくさんの言葉を。

もっとたくさんのパワーを。

お母さんに送らなきゃいけなかったよね。


お母さん。

大好きなお母さん。

少しずつ、だけど、突然あらわれた別離。

わかっていたら私は恐怖でおしつぶされたかもしれません。


お母さん。

大好きなお母さん。

お母さんのほほをつたう涙をぬぐって、

隣で一緒に闘いたかった。


お母さん。

大好きなお母さん。

あなたの言葉。

あなたの文字から、

今でも愛をもらってます。


ありがとう♪

大好きなお母さん(*´ω`*)。
うちの素敵かあさん(*´ω`*)。

素直で真面目で柔軟性と吸収力にとんでます(*´ω`*)。

って、いつもの身内褒め(///∇///)。

しかも最後の柔軟性と吸収力ってなんだか洗剤のCMみたい笑。


とにもかくにも、その柔軟性と吸収力に富んだお母さん(*´ω`*)。

子供は褒めて伸ばすと優しいいい子になるって聞いてきたらしい。

と、いうことで、

『明日から褒めまくるからねぇ\(^-^)/♪』

『いやっていうぐらい褒めてあげるから!!』

って。

それ言っちゃうのは正しいのか??f(^_^;

まぁそこがお母さんのお母さんらしいとこだからなぁ♪

楽しみに待ってよっと(*´ω`*)。


次の日、、、。

学校で登っちゃダメって言われてたフェンスに登って、、、

落っこちてケガをした私(。>д<)。

先生からこっぴどく怒られてo(T□T)o

お姉ちゃんからもさんざん怒られてo(T□T)o

お母さんにも怒られるんだろうなぁ(。>д<)。。。


とぼとぼとお家に帰ったら…………


さっそくおねえちゃんがお母さんに報告(´д`|||)。

お母さん、、褒めよう褒めようと張り切ってたもんだからf(^_^;


『〇〇ちゃんは想像力が豊かだから、お姉ちゃんみたいに運動神経があるって想っちゃったんだよね(^^)』

『お姉ちゃんみたいに体操選手になった気分になってのぼっちゃったんだね。』

言ったあとの、ドヤ顔f(^_^;

私もお姉ちゃんも褒めたぞ!!

みたいなf(^_^;。。

いや、、ここは怒っていいとこで、しかも褒められてる気はしませんがf(^_^;。

どっちかっていうと、褒め言葉のお裾分けをもらったお姉ちゃんの方が褒められてるような…笑

『でも、そこは登ったらダメだっていうのは先生たちがあなたたちにケガをさせないようにっていう愛情深さからだからね。』

『みんなに身をもって危ないところをしめしてあげたから偉いね。』

???

確実に偉くはありませんが???

そしてここでもお裾分けw

先生たちのほうが褒められてるw w



夕ごはんのときも。

野菜嫌いな私のために食べやすくしてくれた人参。

頑張って食べたら♪

『〇〇ちゃんが食べれるように美味しく変身させたら、ちゃんと食べたね♪偉いね(*´ω`*)』

『美味しく作ればきらいなものでも〇〇ちゃんはちゃんと食べるもんね♪』

美味しいってワードがちりばめられまくってる笑

これ、おばあちゃんが作ったの?

ううん。お母さんだよ(*´ω`*)。


結果、自画自賛(笑)

ポジティブな言葉と褒め言葉を散りばめることでみんなが優しい気持ちになれると考えたらしいf(^_^;。


それから2.3日、お母さんの回りくどい妙な褒めかたは続いたけど、、

いつもいいことはちゃんと褒めてもらってるし、

わるいときは怒ってくれる。

それでいいんだよなぁ~♪


それに気づいたのか、疲れたのか(笑)

『あなたたちのことを宇宙一愛してるから、いいことはいい。悪いことは悪いってちゃんというね。』

『怒っても、いいところに気づけなくて褒めれなかったときも、いつもちゃんと愛してるからね。』

って。


お母さんの褒め殺しデーは終了\(^-^)/。

最後に『宇宙一愛してる』って

何よりの褒め言葉を送ってくれて\(^-^)/。


それだけで愛と勇気をもてますから(*´ω`*)。


お母さん。

たくさんの愛情をありがとう。

それでも足りずに今でも求め続けてる欲張りな私ですf(^_^;

お母さん。

大好きなお母さん(*´ω`*)
なんてものは!!!!!

生き物に限っては無いのです!!(#`皿´)!!。

っと、いきなり取り乱してすみません(。>д<)。


おばあちゃん(。>д<)。

無事にお家に帰ってきて、また毎日優しさと明るさを振りまいてくれてる(*´ω`*)。

私はそんなおばあちゃんの心の痛みや苦悩を大きくなるまでしりませんでした。

ただ、おばあちゃんが病気に勝って帰ってきた。

そう思ってそれが嬉しかったんです(*´ω`*)。


でも、大きくなっておばあちゃんから聞いたこと。

それは衝撃的なことでした。


おばあちゃん(@_@;)

本当は乳ガンでは無かったって。。。

お胸を切った、そのあとに癌細胞はありませんでしたと。

そう言われたんだそう。


しかも、おばあちゃん。

お歳がお歳で、もう子供を産むこともないし、旦那さんもいらっしゃらないから。
そういうことで、全摘を勧められてお胸は片方全摘していたのです(。>д<)。


お医者様は簡単に。

「癌細胞がなくて良かったですね。これで再発におびえることもないですね。」
と。

そうおっしゃったそう(#`皿´)。


お父さんやおばちゃんが、病院でいつも難しい顔で話してたこと。
退院の日にも、病院で話があるからと長く帰ってこなかったこと。
その訳をそのとき知った。。


怒りをあらわにしたお父さんたちに対して、

「もう子供を産むこともない。なんの不安も無くなったことそれが一番でしょう!」
「10代、20代の女の子だったら大変なことになっていました。」

と、、、。

そう言ったと。。。(。>д<)。


、、、、なんだそれ、、、、、。


幾つになっても女性は女性として扱わないといけないんだぁ~!!!

賞味期限なんてものは生き物に限っては存在しないんだから!!

いつまでも、一人一人に尊厳があるんだから!!


当時は手術の前に誓約書にサインしてること。
それまでお世話になっている病院を訴えるなんて考えもよらなかったこと。
訴えてもおばあちゃんがまた辛い思いをすること。

そう思っては、悔しい気持ちが込み上げてきたと、、
みんなが言っていた。

この時、我が家はかかりつけのお医者様を変えた。

ささやかな抵抗だった。

そしてこの事件もお母さんの病気との戦い方に
影響を及ぼしたと私は思っている(。>д<)。


温泉が大好きだったおばあちゃんはパタリと温泉に行かなくなった。。。

大きなお胸の片っ方にはいつも大きな肩パットを重ねたものを詰めていた。。。お家にいる間も。。。

夏によくきていた大好きだったワンピース。
それを着ることがなくなった。

つらかったと思う(。>д<)。

おじいちゃんが生きている間は綺麗なおばあちゃんでいたいと、手術をしなかったおばあちゃん。

でも、おじいちゃんがいなくても、おばあちゃんは女性なんだ。
ずっと恋し続けてるladyなんだ。

そんな女心がわからないなんて(#`皿´)。

バッキャロー!!!!!

ドクハラでぇーい!!!!!

再建手術しやがれぇ!!!!!
(負担を考えたらできなかったかもしれないけど、、)


そう叫んであげたかったなぁ(。>д<)。

おばあちゃん。大好きなおばあちゃん。

おばあちゃんがいなくなったあと、

おばあちゃんのタンスにたくさん重ねて安全ピンでとめてある肩パットがいくつもあった。

それを見たときに改めて悔しさがにじんだよ。

時間がたつにつれておばあちゃんにお胸がないこと忘れてたから。

それだけおばあちゃんはお胸がないことを隠してたから。

おばあちゃん。辛い思いをさせてごめんね。


女性はいつまでも女性なんだ!!!

わかったかぁ!!


書いているうちに取り乱してすみません(。>д<)。


でもね、おばあちゃんは、
いつもいつでも魅力的なladyだったよ(*´ω`*)。