近所付き合い
先月、今住んでいるアパートの契約更新をしました。
2年契約なので、住んで8年になります。
2月に気明けをして、「思う存分何でもして良い」と、気学をされてるお客様から言われ、それは主に企業立ち上げや転職、結婚、引っ越しなど。フリーランスのライター、フォトグラファーとして立ち上がり、さて引っ越しとも思ったのですが、物件を探す時間もないほどの忙しいプライベート時間となり、結局今住んでるアパートを「更新」する事に。
育った地元から電車で約40分。母の居る実家はもちろん、職場までもそんなに遠い距離ではないし、歩いて数分の距離に大型スーパーマーケットが数店、ファッションビルが数店と、食材や物品調達には全く困らず。
仕事休みの今日、食材を調達して帰路を歩き、まもなくアパートに着く時、アパートの向かいにある大きな一軒家のお庭に、元町会長さんがいたので、
「こんにちは!」と挨拶すると、「今日はお休み?」と。
「はい!」と答えてアパートに戻ろうとしたら、
「ちょっと待ってて!」
元町会長さんは、お庭で育てていたミョウガをその場で積んで、土だらけの手で下さいました♡
その時、町会長さんに、「これ知ってる?ミョウガって言うの。若いから知らないかな?冷奴や冷や麦にヤクミで使うと美味しいんだよ♪」
若いに反応(笑)
町会長さんは70代後半ぐらいなので、アラフィフは「若い」世代なのでしょう
茗荷、もちろん好きですよ~!今度陽吉っつぁんが来た時に頂く予定です
元町会長さんとはあたしが今住んでるアパートに越して来て間もなく、国税調査の提出や回収の説明で来宅された時に知り合いました。
一応"おなごの独り暮らし"なので、「ピンポ~ン」とチャイムがなると、玄関先では決まって「あい」とぶっきらぼうに凄んだ返事をするんですが、その時もそう言うと、「先日お配りしてる国税調査の件です」と言われ、淡々と説明を受けながら、「はいはい。大変だねぇおっさんも」と内心思ってたんですが、数日後、この説明に来てくれた"おっさん"が町会長(当時)で、住んでるアパートの向かいに住んでる事が分かり、以来、会えば挨拶し、出勤を含め、出かける時には「行ってらっしゃい」、帰宅時には「おかえりなさい」と言ってくれます
去年は町会長さん宅のお庭にある木に実った甘ぁ~い柿を下さり、あたしも食べきれない食材があると、お持ちしてます。
そんな、ご近所さん。
アパートの住人は入れ替わりがあるのもそうですが、まず挨拶など無く、会っても通り過ぎるだけ。昔は住人同士が挨拶は当たり前だったし、お醤油が切れたからと借りたりするのも当たり前。今ではそれも、プライベートの侵害だの、ギスギス。
世知辛い世の中だけど、『遠くに住む親戚よりも近くの他人』
事実、"身内"に縁遠いあたしには有難い。
だから、こういう近所付き合いは好きなんです(^-^)