先週、東京に行ったとき 

表参道で電車の乗り換えがあり、少し時間があったので

地上に出て、表参道を歩きだしました 

ちょっと空を見上げたら、こんな素敵なものが目にとまりました 

 

 

 

  

気づいたら、目の前の会場の中にいました(笑) 

 

何が行われていたかというと

 

エルメスの職人さんたちが来日していて

職人さんたちが日々使っている道具を使いながら

デモンストレーションが行われていました 

 

お客さんがいっぱいで、じっくり見ることはできなかったのですが

 

 

例えば、スカーフの最後の仕上げは全て手縫い

縁かがり職人が仕上げます

 

 

 

ネクタイも、縫製職人によって手縫いで仕上げられます 

 

 

 

 

そのほか、時計職人、磁器絵付け職人、皮革職人、靴職人、シルクスクリーン製版職人の方たちもデモンストレーションをしていました。人がいっぱいで全然見ることができなかったけど 

 

 

 

これは大切な道具の一つ

 

もーー全部が一人一人の職人さんの手によって仕上げられていると思うだけで

 

感動!! 

 

 

会場でいただいたパンフレットにはこんなことが書いてありました

 

 

エルメスの「ものづくり」に不可欠なもの、それは時間、素材、道具、才能、感性、知性、そして熟練した手。

 

全ての「仕上げ」の裏側には、起点となるべきのがあります。卓越した技の裏側には、長い年月にわたる鍛錬があり、たゆまぬ努力があります。寸分の狂いもない所作の裏側にはふさわしい道具があり、その道具には歴史があり、独自の名前を持っています。どのようなささやかなディテールにも、その裏側には、注意深いまなざしを持ち、完璧な仕事への誇りを抱くひとりの人間の存在があります。

 

 

今回はたまたまエルメスだったけど、エルメスに限るわけではない

 

もう何年も前に、通訳のお仕事で車の部品を作る会社に行きました。

社長さんが、南米出身の社員たちにいろんな質問をするときの通訳のお仕事でした。

小さな部品を一日中作り続ける社員さんの姿を見たとき、すっごい感動しました。

この小さな部品なしでは、車は完成しないし、動かないわけで

自分が乗っている車も、たくさんの人の手によって作られたものたちでできていると思ったら、もう本当に感動と感謝でいっぱいになったのを思い出しました。

 

私たちを取り巻く、全てのものは

誰かの手によって、誰かの愛によって作られている

 

そう思うと、本当に感動!!!

そして、なんてありがたいんだろうと思う

 

先日も、すっごい感動のお酢やさんに行ってきました

そのことはまた書きたいと思います。

 

日本の伝統、世界の伝統を受け継いで

継承している人たちがいる

新しい伝統を作って、次世代に継承している人たちがいる

まだまだ知らない世界に、人たちに

会いにいきたいなーーーーー

 

そして、何気ない日々の中で

少しでも次世代に素敵な世界を繋げることができるように

生きていこう!!!