ちゃすけとお別れしてからもう2ヶ月。
空の高いところにある、ふわふわ達が集う国で
ケナフの住まいを作っている事でしょう。
今でも、ちゃすけがいないことにふとした時に気づいては寂しくなりますが…
「もうこれをほお袋いっぱいに詰めて運んでくれるコはいないんだなあ」
とか
カサカサと出たいアピールをしている
小さなフランスパンみたいな姿が見えた気がしたりとか
ダメですねえ。
ダメ大家です。
でも、ちゃすけがいなくて寂しいですが、
悲しくはないのです。
ちゃすけはハムスターとしての一生をものすごく大事に生きてた気がするので。
2歳1ヶ月を過ぎる頃から、
目に見えて弱々しくなったちゃすけ。
ダメ大家にも、お別れを覚悟する時間をくれました。
最後の夜、いつも通り遅い時間に帰って真っ先にちゃすけの水槽に行くと、
珍しく住まいから出てきたので、
よたよたするちゃすけを撫でながら「大丈夫、大丈夫」とずっと話しかけていました。
2年間一緒にいて、一度も鳴いたことのなかったちゃすけが、
本当に小さな声で一回だけ「くー」と鳴いて、
3回くらい大きな息をして、
動かなくなりました。
ちゃすけは、苦しくて鳴いたんじゃないと大家は信じています。
「大家さん、バイバイ」と言ってくれたんだと思っています。
ちゃすけは本当に、
偉くて、一生懸命で、かわいらしいコでした。
最後に、友達が撮ってくれたふわふわな二人の後ろ姿写真を。
私のお気に入りの一枚なのです。