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今年のプロ野球は面白いですね~。

先日楽天がパリーグの代表を決め、期待通りセ・パ共に

優勝チームが日本シリーズで戦うことになりました。

とても見応えのある組み合わせになったと思うので、


つい記事にもしたくなりました。

特に星野監督と原監督の采配にも関心がありまして・・・・。


というのも野球ファンであれば誰もが知っていると思いますが


2003年108日、読売巨人軍率いる原監督が監督として


最後の采配を揮った日の出来事です。


恒例のように原監督はファンに最後の挨拶をとグランドに立った


のですが、それ自体は、特別でも何でもないのですが


ただ挨拶に立ったその場所が違っていたのです。



グラウンドを囲むファンの大半は黄色いハッピを身につけた


阪神タイガーズ!つまり巨人軍のホームグラウンドである


東京ドームではなく、阪神タイガーズのホームグランド


甲子園球場だったことです。



そんな敵地のど真ん中で、多くのタイガースファンが見守る中で、


原監督は最後の挨拶が行なわれていたのです。



そして阪神タイガース率いる星野監督から花束の贈呈が


されたわけですがその際、星野監督は原監督に、


「まだ若いんだから。くじけるなよ。また勉強し戻って来いよ。」


声をかけたシーンがありました。



その一言に、辞任会見ですら気丈で通した原監督の目から、


涙がこぼれ出していたあの場面が浮かんできたもので。



監督として東京ドーム最終戦ですら、原監督が挨拶を行なうことも


なかったのに。


タイガーズファンに見守られながら敵地である甲子園で


行われるなんて・・・・。


しかも尊敬をし、先輩である星野監督自らが、花束贈呈の役を


買って出てくれたそうで。


この時一番驚いたのは、他ならぬ原監督だったに違いないのでは。


まさに、星野監督の「人情」や「男気」を含めた同士としての


想いだったのでしょうね。



そんな師弟とも思えるような二人の関係から10年が経ち、


今度は頂点を目指す場面で再会できるとは凄いことですよね。


今回どんなドラマが生まれるのでしょうか・・・・・


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