数々の相談を聴くなかで、心理的に依存をしながら
相手に甘え自分の考えや行動は絶対と有無も言わさぬ
ような支配的な方がいます。特に男性に多いようですが。
このような状態を「幼児性性格」とも言いますが、幼児は
まさに親に甘えながらとても支配的な一面があります。
お母さんが疲れていようが、忙しいであろうが何か別の
ことをしていても、泣いたり叫んだり大きな声を出したと
自分に関心を向けようとします。
また「これやって、あれやって」など自分の思い通りに
お母さんを支配するなど。
でもこの時期の「支配」は未熟な心を満たしていくのに
とても必要なこで、その大半を満たしてあげる必要があります。
この幼児期のそのような行動や態度が許されてきたか
どうか大人になってとても大きな影響を与えているです。
つまり大人になってもこの幼児と同じようなことをしている
場合は本人の問題だけでなく周囲も神経症になりかねません。
自分の機嫌や気分で、食事がまずいと怒鳴ってみたり、上着や
服を脱がせと偉そうに言ってみたり給料は自分が稼いだ金だと、
必要最低限の家計費だけしか渡さなかったりなど・・・・・
これらは
「依存」 = 「甘え」 = 「劣等感」 → 支配的
の図式にあてはまります。
「甘え」と「依存」はわかるけど何故「劣等感」がというと
我が物顔で偉そうにしたり威張ったりする裏には自分も
同じように支配されてきたか支配されている可能性があり
それが劣等意識へと。
このような性格を持ち合わせた方と生活を共にしていると
不健全なふれあいになってしまうので注意が必要です。
そして何よりもそのような「幼児性性格」を親が持ち合わせ
情緒発達が未熟であると、その家庭や環境で育った子は
神経症となり歪んだ心を持ってしまう危険性もあるのです。
校内暴力をはじめ、いじめやデートDV[などもこれらの
影響からではないかと否定できません。
相手を尊重したり、任せたり委ねたりといつでも穏やかに
安定的な関係を築けるようにしたいものです。
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