心身医学では
「身体的な症状は全て精神状態が原因で起きる」
と考えられているようです。
ホリスッティク医学を研究しているカリフォルニアの
医師でフランク・ヴァラーゼ博士は病気の時に見られる
心身の相関関係について「心の乱れが体の不調や
さまざまな病気につながる」と主張されています。
確かに私の父親も母親が病気で他界し、しばらくして
から身体のいたるところが痛いと言いだし自分も何か
病気では?などと言いながら気力をなくしていたように
思います。
また「恋の病」などと、よく耳にすることもありますが、
失恋や離婚など自分の想いに反してそのような結果に
なってしまった場合、まさに無気力状態になったり食欲が
なくなってしまったり、人によってはまさに寝込んで
しまったりと。
がん治療を行っている専門医の中では
「がん患者は強い恨みや敵意、欲求不満を抱きつつ
自責の念や罪の意識にさいなまれていることが多い」
と指摘している方たちもいるようです。
それらを考えると思考パターンが病気という形であらわして
いるのかもしれません。
そこでヴァレーゼ博士は、「自分の心が病気を生み出す
こと、心の動きそのものが真の敵だということに気づけば、
その敵と向き合い、愛することができれば否定的な考え
から前向きなエネルギーに変わっていく」と伝えています。
まさに自分自身の物事の受け取り方ですね。
マイナスやネガティブな思考から肯定的なポジティブな
思考へと切り替えていく習慣を身につけていきましょう。