みなさんこんにちは☀︎

今回は映画 Don’t Worry Darling 

感想や考察を話していきたいと思います!

⚠️一部ネタバレあり


内容がわからない方は簡単にあらすじ解説しましたので

こちらを先に読んでいただきたいです!




それでは早速↓↓↓



まず初めに言えることは、

世界観が美しいからこそ不気味に感じる映画ということ。

街並みやファッション、色彩までもが綺麗だからこそ

その中で起きる不可解な出来事が

より際立って見えた気がします。



物語はビクトリー計画という名の下、

主にフランクという権力者が造り上げた

仮想現実を舞台に進みます。

そこは現実世界で不満を抱えた男性たちの

欲を満たす世界でもあり、

パートナーの女性たちは現実世界での記憶を消され

夫婦として一般的に理想とされる人生を送っていきます。


FlorenceとHarry演じる主人公のアリスとジャックの場合、

現実ではアリスが医者として多忙な日々を過ごし、

ジャックは不潔な姿で

一日中家に篭っているいわばニートでした。

毎日休まず働いて帰宅しても家のことに何も協力しない彼に

呆れていたアリスですが、

ジャックはむしろ正反対の考えだったんです。

もっとアリスは家にいるべきだ、仕事ばかりの人生より

その方が彼女にとっても幸せだろう。と思っていました。

そこからジャックは現実世界でアリスを縛りつけ、

仮想現実の中でも見えない鎖で彼女を拘束し続けます。


主人公の2人はここまで詳細に経緯が語られましたが、

個人的には他の夫婦がビクトリー計画に参加することとなった理由も知りたかったです。

特にアリスの親友であるバニーは子供のことなど、

少しワケアリそうだったので気になりました。



そして私がいちばん恐怖に感じたシーンは、

アリスがジャックと口論の末、赤い服の男たちに

連れ去られていく部分です。

(赤い服の男たちは仮想現実で風紀を乱す者を排除していく役目)

激しい口論の後、2人は仲を取り戻したと思いきや

ジャックの裏切りでアリスが連れ去られてしまうのですが、

泣き叫んで助けを求めるアリスの横で

何度も惨めに謝罪するジャックが

とても気持ち悪く感じ、恐怖を超えた胸糞シーンでした。



これは作中で断言されていないですが、

仮想現実では常に誰かに監視されていたのではないかと

思います。

アリスのしたことが全てフランクにお見通しだったりと

住人全員が監視下に置かれているように見えました。



砂漠の中にある本部と呼ばれる建造物や

しつこいほど繰り返された女性たちが踊るシーン、

終盤妻に刺されたフランク……。

これは全て私が疑問に感じたポイントなのですが

意図や理由を知りたいです。

もし考察等あればコメントしていただきたいです!(笑)



〈まとめ〉

全体的に言うと抽象的な描写が多いように感じました。

割と受け手の解釈次第なところもあって、

ある意味では考察を楽しめる作品だとも思います!

異世界でありながらもリアルを感じるストーリ

ファンタジーすぎないところも

この世界観に入り込みやすいポイントです。

また、前回のブログでも述べたように

男性社会を皮肉したり女性軽視を問題視する内容なので、

私自身もひとりの女性として

女性の社会的な立場や権利を改めて考えさせられました。


そしてタイトルのDon’t Worry Darling ですが

映画を観る前と後では

全く違う意味に解釈できると思いました。

是非みなさんの考える

Don’t Worry Darling

という言葉の意味も教えていただきたいです!




ここまで呼んでくださりありがとうございました!

それではまた(^^)/~