小学生の不登校をなくす専門家

春木めぐみです。




子どもが、友達に悪口を言われて

泣いて帰ってくる。

どうしたらいいのだろう。。。

メルマガ読者さまから、ご質問いただきました。


障がいの有無にかかわらず

お友達トラブルがあると

親としては、心穏やかでいられないですね。


私がいつもオススメするのは「共感」です。


「泣くほど嫌だったんだね」

「悲しいのかな。悔しいのかな?」


断定することなく

ただ気持ちを聴き、受けとめることで

子どもの気持ちが落ち着くことがあります。


アドバイスが必要なら

たっぷり「共感」したあと。


子どもさんが、まだ状況を説明しにくいなら

アドバイスより先に

先生にご相談してもいいかもしれません。




逆に、避けたい対処はこちら。

「泣くほど嫌なことされて、かわいそう!

お母さんに何でも話して!

なんとかするよ!」



心の中で(私がなんとかしなくちゃ)と

焦りや怒りがわいてくる。

まるで自分が悪口を言われたかのように。



これは「共感」を通り越して「同情」。


かわいそうという”憐み”や、

”助けたい”、という気持ちは

「この子には、

自分でこの事実を乗りこえる力がない」

と、言っているようなものなのです。



支援が必要な子どもに接する時は

子どもの気持ちを先回りして

環境を整えることが大事なので

「共感」と「同情」が

混ざりやすいかもしれません。



「共感」とは

どんな気持ちかな?

何を感じているかな?

どうしたいのかな?

何を困っているのかな?


と、相手の立場で感じること。

「自分なら、こう感じる」という

自分のメガネをはずして

自分の心をからっぽにして

子どもをみるのです。



相手と同じ気持ちにならなくても大丈夫。

むしろ

客観的なくらいで

ちょうどいいかもしれません。



私も

自分の中に「同情」を見つける時があります。



特に心臓病の三男には

元気に産んであげられなかった罪悪感から

気持ちが入りすぎてしまうんですよね。


だから、そのたびに

自分をはげましています。

「私が何とかしなくても大丈夫」

「この子は自分で乗り越えられる」

「色んなサポートがあるから大丈夫」



今は、泣いたり、お友達を叩いたり

まあまあトラブルがあるけれど

ずっと続くわけじゃない。

みんなとは違うペースとはいえ

彼なりに成長しているから。


彼の未来を信じる気持ちを

いつも胸におきたいと思っています。


なんかまとまらないけど

ご参考になりますように💖