12日に入院（個室）

丸く光っているのはアロマランプです。

予想外に出産が長引いてしまったのです。

生まれたのは15日。

4日間生まれずもどかしい思いでした。

一日目

入院して、子宮口を広げるバルーンを挿入。

これが痛くない。周りから脅かされていたのですが、

当時

は既にバルーンが以前より小さく負担がないものに改良

されていたからでした。

すっごいすっごい覚悟していたのに、内診と同じ感じでおわる。

違和感も特にない。

なんだ・・・

こんな感じか。　　　でした

次は点滴で促進剤を打っていきます。

これも周りから脅かされていたので、

ホントに覚悟していたのですが、マル一日痛くもなく・・・

平和に一日が終わります。

午後17時になると針を抜いて促進剤の注入も中断です。

二日目。と三日目（記憶あいまい）

朝9時から促進剤開始。

定期的に子宮口の開き具合もチェック。

数センチ開いてくるもすすまず、

いわゆるぐりぐり？が効いた・・・

ジーンときて地味に痛い。でも耐えられる。

促進剤が子宮口も開いてもないのにMAXにされ、痛いだけの時間が過ぎる。

これは痛い・・・ベットに座ってひたすら耐えるのみ。

痛くなってきたら動物園をひたすら思い出す。

動物園にいる動物はなんだろう・・・

そんなことを考えて痛みから気持ちをそらす。　　

今思うと何でひたすら動物園だったのか・・・

ですが、案外これ時間が稼げました。

○○動物園には何がいたかなあ？？

痛くないときに答え合わせみたいな。

この山が痛みのピークだっけ？

かなりヤバい

午後は進まぬ私のお産を心配してくれて、アロマを焚いてくれたり、先生が無痛分娩を持ちかけてくれる

お腹のいたみが劇的に減るらしい！

早速お願いしてみることにした・・・なのに。

多分、私効きにくい体質だったようで、逆にお尻に激痛が走るようになってしまった・・・

お尻をトンカチで殴られる感じだ。

しないだろうけど骨折しそうだ、これはやめよう。

数時間で無痛分娩はお終いになった・・・

また17時になり点滴が抜かれた。

さすがに泣けてきた。

子宮口も開かず、無痛分娩も効果がなく、ただ痛いだけ・・・・

明日も生まれる気がしない・・・

疲れもあり泣きながら眠る。

夜中。

ついに私は自然に陣痛がついた。

促進剤を使わない陣痛は、こんなにも余裕があるのか。

動物園のことは考えなくても大丈夫だ。

ゆっくり呼吸しながら、明日には生まれるかもしれない期待で、

前向きに陣痛に向き合えた。

↑子宮口を開くのにバルーンしていたし時間がかかっていたので抗生物質がでてました　

朝、事前に陣痛が就いた私は相変わらず子宮口があまり開いていなかった。

先生達は、午前中動きがなければ帝王切開をする方針を伝えてきます。

どっちでも良かったです。

無事に生まれてくるなら

破膜をまずしてみましょう、と看護師さんたちがいなくなった時に

いきなり破水。

大量の水と共に娘が流れ出そうな感覚になり焦る。

おまたを抑えてもらい　看護師さんたちを呼ぶ。

診て慌てた看護師さんたちはすごい勢いで私を車いすに乗せて分娩室へ

連れていきます。

そこからは呼吸法間違えて怒られながら

何とか

生まれてきたという流れです。

私がお産で嫌だなと思ったのは、子宮口の開き具合を確認するところ

あとは産後のトイレのほうが、地味に痛くて嫌でした・・yo

人それぞれ痛みの辛さや感じ方は変わるかもしれないけれど

かなりびびりな私でも、結構大丈夫なものでした

今年もう娘も

6歳になりますが、あっという間でした。

この出産の話ももう6年前になろうというのに、

こんなに覚えているものですね～

これからも娘との日々を大切にして生きていきたいです