このところ大掃除に精を出し、3軒のお家で奮闘してきた私ですが、ヘバーデン結節の悪化によりひどく痛み指に力が入らなくなり限界に達しました。


お片付けやお掃除は好きで、なんの苦もなく一日中でもやっていられるのでついつい手を酷使してしまいます。


おまけに調理道具にもこだわりがあり、重いお鍋やフライパンばかりなので扱いが大変になってきました。


基本的に食洗機の洗いを信頼していない私は食器も全部手洗いで、食洗機では乾燥させるだけ。


ルンバもブラーバも信頼していないので、全部が手作業です。

その作業も気持ちを込めて楽しんでやってきました。


しかし、そろそろ長年酷使してきた手を労ろうと思い

「私、家政婦廃業します」と夫に宣言しました。


これが結構勇気のいる宣言でしたよ。

なぜなら相手は私の夫なのでね。


「もう俺の飯は作れないということか」ときました。

想定内でしたが。


そして、そこはまた私のことですから(その意味はわかる人はわかるという…)

「そうではなくて、今までのようにたくさんのお料理を作ることはできないということと、無理をしてあちこちお掃除に行かないということです」と頑張って伝えました。


ええ、そんな言葉が頑張らないと、そして本当に限界を迎えていないと言えないのですよ。



ま、しかし、本当に限界を迎えていることはなんとなく理解していただいて、結論としては、お料理は無理のない範囲で作り、あとは文明の利器に頼り、大掃除も本職を頼るという提案をいただき話はつきました。


これが本当に受け入れられたのか、どこまで理解してくれたのかは定かではありませんが、とりあえず少しホッとしました。



どこまでも無理をして色々なことを頑張ってきたけれど、これからはひとつずつ頑張ることを手放していこうと思いました。


そして完璧を目指すことも手放し、少しづつ楽になっていこうと思います。



「頑張って無理をしてでも一生懸命やらなければいけない」と決めていたのは他でもない私自身だったのかもしれません。




見習うべきパキラの生命力の強さよ。