先日Twitterで切ない過去の成人式の思い出が投稿されているのを目にした。
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親にスーツを買ってもらい、親と写真を撮り、会場まで送ってもらい
『飲み会で飲みすぎないように気をつけなさいね』と送り出された。
会場の中に入って一周もしないうちに居たたまれなくてすぐに外に出た。
飲みに行くこともなく親にもらったお金でスロットで時間をつぶそうとしたが
すぐにお金が無くなり、
まだまだ時間をつぶせないからお金を引き出してさらにスロットをして
数万円が一瞬でなくなり、行くところもないから
夕方『人が多くて皆に会えなかった』とうそをついて帰宅。
母は『じゃぁおいしいもの夕飯に作らなくちゃね』
と何も聞かずに夕飯をつくってくれた。
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というようなちょっとほろ苦い内容だった。
めっちゃ共感できる。
私も当時地元の友達と高校卒業してから繋がっている子がほとんど居なくて、
繋がっている子も別のグループと集まる予定にしていたようで、
高校の時も中学の時も友達がいなかったわけじゃないのに、
グループで仲良くしている子が居なくて
その各々のグループから誘ってもらう事もなく
結果会場まで親に送ってもらって、
会場に入って一人ウロウロしてバッタリ会った旧友と一緒に写真を撮りバイバイをし、またウロウロしてバッタリ会った旧友と一緒に写真を撮りバイバイをし・・・を繰り返して結局気が付いたら一人だった。
そんなちょっと切ない成人式の思い出。
その時から友達が多い子や、グループで仲良くできる子がとってもうらやましかったな。
幸い、主人とは18.9の時からお付き合いしていたから、成人式の日も車で迎えに来てとお願いして一緒に夕飯を食べてもらった。
あの時惨めで死にそうだったけれど、その時から私のことを大切にしてくれてダサと一切思わずにいてくれた主人に感謝だなぁとしみじに思うのでした。
当時うらやましかったり、惨めだなと思ったりして、成人式の思い出はダサすぎて封印していた。
けど、このTwitterを見てほろ苦い思い出を思い出し、
成人式で振袖を着て、両親や祖母に晴れ姿を見てもらうことが努めだったんだなと理解できるし、
地元に友人がいないのだってぜんぜんあり得る話だし、
ちゃんと成人として最初の努めは果たせたんじゃなかなって今になってようやく思う。
そして、私の息子は今15歳。
あと3年で成人。
中学から地元の学校じゃない息子にとっては私と同じような感じになるんじゃないかって思う。
だから、成人式に行かないっていう選択も悪くないだろうし、
おめでとう！って家族で祝ってもいいだろうし、
地元じゃない同級生と集まるものいいんじゃないのって思う。
固定観念にとらわれず、私の様に『親が・・・』なんて思う必要もないし『一人でダサイって思われていないか』って周りを気にする必要もない。
集団に馴染めなかった人、案外いるもんよ。
テレビで見るパリピな子や、キャッキャしてる子だけじゃない。
そして私ももう、子供の立場っていうよりも母の立場として成人の日を感じている。
私も歳取ったもんだ！（笑）そんなことを思う成人の日を過ごしたのでした。