シトシトと降る寒い雨の土曜日。
今日はお届け物があるので実家に久しぶりに行ってきました。
ちょうど祖母の命日でもあります。
そうか・・・もう4年なんだ。こんな時期だったか・・・
気候や天候も忘れるくらい悲しくて泣いて泣いての3日間(なくなった日・お通夜・お葬式)だったので、今になって4年前もこんなに寒かったのかしらなんて思ったりしています。
生前お花が大好きで私のつくる作品をとっても喜んでくれた祖母。
仏壇にお花をお供えしようとアレンジも作ったので、お供えしてきました。
きっと天国で喜んでくれることでしょう。
喜ぶ満面の笑みが思い浮かびます。
母は命日などものすごく大切にする人で、今日も朝から出かける用事があったのに、その前に墓参りに行ってきたそうです。
私は午後から行って一人でお墓に行こうと思っていたのですが、もう一度一緒に行ってくれました。
おばあちゃんの眠りお墓は、檀家としてお世話になっているお寺さんの敷地。
そのお寺さんは私が小さな小さなころから座禅やお経を読みに行っていたなじみのある場所。
変らず立派にたたずむご神木。
ビャクシンという木で、和歌山市の指定保存緑だそうです。
神様や仏様に祈ったところで現実が変わるってことはないかもしれません。
病気が治るわけでも、仕事がうまくいくわけでもないでしょう。
でもご先祖様を重んじること、『おかげさまで、今日も元気に過ごすことが出来ています。』という報告とお礼に行くこと、きっと大切な事なんだと思います。
今日何となく朝から『焦ったら事故しそう』と直感で思っていました。
実家に行った後、姉のところにも用事があったのでハシゴする予定だったのですが、ちょっとタイムスケジュール的にタイトな時間で直感で『遅れるかもしれない』と姉に連絡を先にしておいたんです。
実家から姉のところに向かう際、普通の車間距離で十台くらい連なっている広い道路で、全く左右を確認せずに当たり前のように細い道から横切ってくるおばさんが目の前から現れたんです。
私はダンプカーの後ろでいつも以上に車間距離を開けていたおかげで、急ブレーキがギリギリ間に合ってぶつからずに済みました。
あんなに急ブレーキを踏んだの初めてです。
そんな目にあって『最悪だ』と思うか『大事にならなくてよかった』と思うかの違いでもあるのですが、無事で入れたのは事実。
本当によかったです。
こんな風に『おかげさま』の気持ちを持つこと大切ですね。
きっと天国のおばあちゃんも見守ってくれていると思うのです。