土方央子(ひじかたひろこ)です。
 
 
 
前にも言いましたが、
 
年明けに緊急事態宣言が
再発令されてから、
またぼちぼちと家の中の
片付けをスタートさせています。
 
 
 
「何をそんなに!?」
と、思われるかもしれませんが
 
 
いやーーーー
 
 
本当にーーーー
 
 
次から次へと・・・・
出てくるんですよ・・・・
 
 
色々な物がチーン
 
 
 
書類関係
衣類(子供服含め)
台所道具
おもちゃ
ペットの飼育関連品
そして洋裁関係。
 
色々ありすぎて、ずっと
やってると頭が回らなく
なってくるので、小分けに
チマチマやってます。
 
 
 
「まだ使えるかも・・・」
と、思っても
いやいやいや
「置いてても使わないでしょ。」
と思い直して、処分処分。
 
 
 
こういうことをやっていると
自然と思い浮かぶのが
実家の母です。

 
 
実家の母は、本当に
捨てない人です。
 
 
戦前生まれ、モノのない
時代に育ち、結婚してからも
ずっと共働きで全てゼロの状態
から自分たちで作り上げてきた、
そういう環境だったからでしょうかね。
 
 
口癖は
「もったいない」
 
 
 
私の結婚式の日に、前日
姉が作ってくれたブーケの
残り(もう花も何もなく、
ただただ葉のついた枝のみが
こんもりと盛られていた)を
 
「捨てるのは惜しい」
 
と、持って帰ろうとしたことは
未だに忘れられません(笑)
しかも宝塚から四国に。
 
 
末の娘の結婚のために上の
娘が選んで作ったブーケ(の一部)
という想いがあったにしろ、
いやーーーあれは持って帰っ
ても仕方なかろうに(笑)
 
 
 
 
そんな母は、物以上に溜めて
いたことがありました。
 
 
それは・・・・
 
 
感情。
 
 
 
母は父や周りの人たちに
言えない感情をずっとずっと
溜めてました。
でも「溜めるだけ」で終わる
はずがない。
 
はけ口がないと溢れるよね。
 
 
そう、そのはけ口は私や姉。
いつもいつも私たちの顔を
見ればグチグチ不満ばかり
言ってました。
それを聞く私たちは、本当に
本当にゲンナリ。
私たちのエネルギー全部吸い
取られてた気がします。
 
 
 
 
物でも感情でも溜めていると
どんどんおかしくなっていくし、
下手したら周りの人間の
エネルギーも吸い取るんですよ。
 
もったいない
 
 
という感情は決して悪くないし、
むしろ大切にしたい感情だと
思います。
 
 
 
でもやみくもに
「もったいないから」
「もったいないから」
で、自分の感情に蓋をしたり
物を溢れさせてはダメ。
 
 
 
片付けながら
母を思い出したり
今までの自分を思い出したり
心がけていくことを考えたり
 
 
 
なかなか深い片付けタイム
となったのでした。
 
 
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