イスラエルの人々が待ち望んでいた

救い主誕生の預言の実現

その為の神さまの働きによるお膳立てが

着々と進む中 ローマ皇帝のご命令が出た


そのころ、

全世界の人口調査をせよとの勅令が、

皇帝アウグストから出た。 

……

 人々はみな登録をするために、

それぞれ自分の町へ帰って行った。 

ヨセフもダビデの家系であり、

またその血統であったので、

ガリラヤの町ナザレを出て、

ユダヤのベツレヘムという

ダビデの町へ上って行った。




ヨセフさんは 出産を控えたマリヤさんを

連れて旅に出ます

今のように様々な交通機関がある訳でもなく

ひたすら歩いて移動する旅…

マリヤさんにとっては どんなに

大変で危険な事やったでしょう

道中 何が起こるかわからない

それでも ベツレヘムに向かうのは

何が何でも登録しに行かなあかんかった…とか

ヨセフさんと片時も離れたくないくらい

ラブラブやったから…とか

周囲の人たちの白い目から

マリヤさんを守るため…とか

理由はいろいろあったかもしれませんが

旧約時代の預言で メシヤはユダの地

ベツレヘムで生まれるとされていたので

その為の神さまの導きでした




いつの時代の誰が見ても

確かにこの方が約束の救い主やと

わかる必要があったのです


彼らがベツレヘムに滞在している間に、

マリヤは月が満ちて、 初子を産み、

布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。

客間には彼らのいる余地がなかったからである。
‭‭ルカによる福音書‬ ‭2:1-7‬ ‭JA1955‬‬
https://www.bible.com/bible/81/luk.2.1-7.ja1955


入れまつる家あらず



神さまのひとり子

暗い闇に包まれた世界を照らす

真の光

すべての人を救う救い主

王の中の王


時代を越えて待ち望まれた救い主の誕生は

多くの人に盛大に祝われるはず…と

待っていた人々は考えていたかもしれません

でも ベツレヘムの町は 登録をする為に

滞在している人々でごった返し

この時のヨセフさんとマリヤさんには

安心して身を横たえる一部屋すら

ありませんでした

赤ちゃんが産まれそうな2人の為に

用意されたのは馬小屋でした





馬小屋は糞尿にまみれ

臭い匂いが立ちこめていたかもしれません

今の時代やと 不衛生極まりなく

完全アウトな環境に イエスさまは

生まれてくださいました

この劣悪な環境は 牧師先生のお話で

時折 私たち人間のこころに例えられます

馬小屋のように 汚い思いや罪にまみれた

私のこころにイエスさまは住んでくださいます

排泄物の汚れは毎日 生きている限り

無くなりません 

同じように生きている限り

様々ないざこざによってこころがやさぐれたり

誘惑に負けてこころが汚れてしまったり…

でも そんな思いを祈りに変えて

イエスさまに訴えると

その都度 綺麗にしてくださいます

あたかも お母さんが赤ちゃんのオムツを

清潔に保ってくれるように…




自らの罪を認め

新しく人生をやり直したいと

望む人のこころに

イエスさまは一緒に住んでくださいます




イエスさまが救ってくださると

信じて受け入れるなら

イエスさまはその人と一緒に人生を歩み

天国に続く新しい道へと導いてくださるのです


令和元年のクリスマス

そんな救い主イエス・キリストを

あなたもこころにお迎えしませんか?