調子に乗って早速第2弾です
スタートが出遅れたために話が追っ付かなくなるかもと若干焦っているのはナイショ
(⚠️以下ネタバレ含みます)
今回取り上げるのは、主人公 義時の父 北条時政です。
演じるのは坂東彌十郎さん。
京での勤めを終え、3年ぶりに地元に戻って来た時政は頭を抱えていました
宴の席で振る舞う土産の数がどうしても足りないのです
息子 義時に
「なぜもっと買っておかなかったのですか？
」
と問われると
「そんなに安い物じゃねぇんだよ！
」
と嘆く。
どうやらみんなに喜んでもらいたくて奮発しちゃったみたい
「では、土産は1人ひとつではなく、一家にひとつにされては？」
義時にそう提案されしぶしぶ頷くも、いい顔したくて、舌の根も乾かぬうちに1人ひとつずつ配ろうとする
コレはもうなんといってもサービス精神旺盛なオレンジちゃん🍊
「いい人ね！」
「ありがとう」
「あなたのおかげだわ」
他者からのそういった声が聞きたくて、そのために多少無理しても頑張っちゃう。
だってそれこそがオレンジちゃんの喜びだから
数が足りなくて困ってるのに、喜んでもらいたくて配っちゃう！
わかりやすいオレンジですね
そしてこの父上、オレンジの他にどうやらイエローも持ち合わせてる様子🟡
宴の席で
「じさま(伊東祐親)が頼朝をやっきになって探しているらしい。時期にこちらにも支援要請が来るぞ」
と話題になろうとも、そんなことより自身の嫁取りのことが嬉しくて待ち遠しくて気もそぞろ
じさまの仲立ちで、宮沢りえさん演じるりくを後妻に迎えることになったのです
溢れる喜びを全身で表現しながら、子ども達にも伝えます。
「正月と三島明神の祭りがいっぺんに来るとはこのことだ
」
若く美しいお嫁さんを迎えられて嬉しくて仕方ないんだねぇ
そのご機嫌よろしいタイミングで「今だ！」とばかりに、宗時が頼朝を匿っていることを伝えると一転、父上大激怒
「じさまがやっきになって探してるのに、今さらうちにいましたなんて言えるか！せっかく三島の祭りと正月が一度に来たって言うのに、弔いまで重なっちまったよ！
」
大きな体を床に転げてイヤイヤする様子はまさに子どものよう。
その後、実際に頼朝と面会すると「割といい奴だったなぁ」と（笑）
ほんの数分前と言ってることが…
イエローちゃんはエネルギーが小さいので、いろんな刺激に影響されやすいのです。
史実ではこの先、親戚や親友さえ明日は敵になってしまうような血みどろな展開が待っています。
物語のはじめ、ほのぼのホームドラマのような今のキャラクターも、それに応じて変化していくことでしょう。
同じ人物を半年後にまた分析してみるのも面白いかもしれません
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