今日は2017.10.31
祖母の101回目の誕生日でした
そして101歳の誕生日を迎える6日前の10月25日、
「もうすぐおばあちゃん、101歳」
と、誕生日を迎えることを楽しみにしていた祖母は、穏やかな顔で天国へと旅立ちました
25日の仕事明け、自宅で夕食を食べ終えた頃に母から第一報の電話
覚悟はしていたものの、電話を切ってしばらく放心状態
ふいに友にLINE入れてました。
友曰く、祖母が長年恋い焦がれていた亡き祖父が、お役目を終えた妻を迎えに来ていたらしく、いそいそと綺麗に身仕度してそれはそれは嬉しそうに幸せそうに旅立ったみたいです
駆け付ける道中、ふと夕方虹がかかってたのを思い出し、
(↑写真は当日のモノ。友からいただきました🙏🏻)「ああ、あれお迎えだったかぁ」
と、寂しいんだか悲しいんだか嬉しいんだかよくわからん涙をいっぱい流し、笑顔で、
「おばあちゃん、ありがとう」
と送り出せました。
入院生活約2ヶ月
ボケることもなく、今まで大きな病気をしたこともなく、人生初の入院が今回でした
私達が訪れると「ニコッ」と嬉しそうな何とも言えないかわいらしい表情を見せ、何かにつけ誰にでも「ありがとうありがとう」と言い、帰る時には寂しそうに「また来てね」と手を振る。
そんな祖母に会いたくて、彼女の病室には連日見舞客が絶えませんでした。
「この方の同居のご家族はいったいどなたなんですか?」
と聞かれてしまうくらい
看護師さんに至っては、
「本当にかわいいおばあちゃん。私達のアイドルよ」
と言われる具合。
書道を嗜み、お茶を嗜み、毎日2冊の日記を付け、品が良く、年配の人特有の匂いを自分が醸し出すのは嫌だと香水を欲しがり、100歳の誕生日にはリファをねだり、日々感謝を忘れず、人が大好きだった祖母
(↑100歳を迎えて刈谷市の広報からインタビューを受けている様子)女性として、人生の大先輩として、尊敬の念を抱かずにいられない人を祖母に持てたこと。
私の誇りです
私達が後悔しないように、心置きなくお別れできるように最期まで頑張ってくれた祖母。
もう会えないのは寂しいけど、おかげで
「ああしてあげたらよかったこうしてあげたらよかった」
というような後悔はありません
お通夜、葬儀は会場から溢れるほどの人、人、人
悪天候にも関わらず、会場からロビーへ、ロビーでも収まらず、チーム孫&ひ孫はまさかの玄関先で終始立ち見状態(笑)
(↑百寿を祝う親戚一同…ではない。コレで全員ではない。来られなかった従兄弟とかまだまだいる)多くの人に愛された祖母の人柄が偲ばれます
最後は苦しまず眠るように逝きました
おばあちゃん、今まで本当にありがとう
ずっとずっと大好きだよ
おじいちゃんと伯父さんとたくさんのお友達とあちらで仲良くね
そしてそして…またね
※この日の想いを残したくて書かせてもらいました。ここまでお読みいただきありがとうございました。