他人は変えられない。

だから、幸せになりたいのなら
自分が変わるしかない。

でも、自分を変えるためには
自分の考え方を変えなくてはいけない。

自分の考え方を変えるということは
自分の生き方が変わるということになる。


すると、(自分の生き方が変わると)
「今まで一緒にいた人」と
一緒にいることが辛くなってくる。

不思議と「意思疎通が合わなくなってくる」

それが自然の摂理というもの。


それが、この世界で言う
離婚や別れ、疎遠に繋がる。

だから、「自ら離れる」という選択は
ある種、成長の証であって、

むしろ、
人間関係に変化があればあるほど
自分の人生は成長し続けている
とも言える。


この時、
誰が優れているだとか、
誰が劣っているだとか、
そんなことを考え始めた時点で
もう置いてけぼりにされているのかもしれない。

ふられた方が劣っているわけではないし
離れていった方が優れているとも言い切れない。

離れていった方が逃げたのでもないし
残った方が忍耐強いわけでもない。

わたしたちの運命の運びとは
そんなに単純なものではないのだから。

魂の成長だけでなく、
運、宿命、因縁、
過去、未来、カルマ
色々なものが重なって
ちょうど良いタイミングで
その時が訪れる。

それも、"自分の"だけでなく
"関わった全ての人の" それらが
複雑に絡まりあってそうなるのだから。

そうなってしまえば、この際
誰が悪い、などとは言えない状況になる。












わたしが誰のせいにもしないのは
そんな理由から。


何に対しても恨みの感情は必要ない。

それを知っているだけで、
妬み、嫉み、嫉妬の感情は生まれない。

そんな感情が生まれる前に
わたしはまた一つ成長し
また一つ上に上がっている。

何かを恨む時間が生まれる空白を
わたしは持たない。

わたしは、そんなつまらない時間を
わたしに持たせない。