以前お世話になった公文の先生のお子さんが


コロナの後遺症『mis-c(ミスシー)』

小児多系統炎症性症候群という病気にかかってしまいました。

 

その経緯を『拡散希望』とされていたので

こちらに掲載いたします。

 

 

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以下、原文のままコピーです。

 

 

 

 

息子が、このあまり聞いたことのない
mis-c(ミスシー)小児多系統炎症性症候群
という病気にかかっていることが、
昨晩わかり、緊急入院しました。

コロナ感染後の10歳前後の子どもがまれにかかることがある、合併症のようです。

息子この病気を発症した経緯をお伝えして、
これからもしも他のお子さんに、同じようなことが起こった時に、

情報がないが故にただの風邪と診断されて、
重大な後遺症に発展することがないように…。
との意味を込めて拡散を希望します。

実際に、息子が発症してから2つの病院でただの風邪診断、
自治体の医療相談窓口でミスシーの名前を出すものの、
パッとした回答は得られず、そういったことで受診出来る病院を紹介することは出来ないと言われました。
実際には、まだまだ医療関係者でも知らない、
わからない、対処出来ないところも多いのかも知れません。

【息子の発症→入院治療開始までの経緯】
7/14 家族内感染によりコロナウイルス陽性診断。
40℃近くの熱が丸2日ほど続く。解熱後はすぐに元気に。
7/25 自宅待機期間終了。
その頃には、もう普段通り、良く食べ、良く動き、良く寝て元気いっぱいの夏休みを過ごしていました。

それから、3週間経過…。

8/7(月) 朝から首が痛いと訴える。
特に熱もないので、寝違えでもしたのかと思い、
鎮痛剤を飲ませる。
あまり痛みは引かない様子で、
午後になりだんだんとしんどそうになってくる💦
夕方、寒い寒いと言いだしたので、検温すると39℃。
小学生になって以来、風邪もひかないし、発熱したこともない息子が、コロナ後のこのタイミングでの発熱に、
母としては違和感を覚えたので、夜間救急を受診することに。
本人の訴える状態としては、首痛、頭痛、腹痛。

夜間救急センターでは、
コロナの検査はやっていないとのこと。
3週間前にコロナ感染を伝えて、診察してもらう。
診断は、コロナの別の型に感染している可能性も否定は出来ないが、可能性は低いとのこと。
おそらく別の風邪でしょうとのこと。
コロナの後遺症などの可能性はないですか?との質問には、
あり得ません。絶対違うと断言されました。
その段階での症状からして、母としては、髄膜炎?を
少し疑ったのでその可能性についても質問したけれど、
いろいろとチェックをしていただき、それも違うとの診断。
解熱剤を頂いて、帰宅。

夜中…。41℃超えの高熱になる。
解熱剤を飲むと、少し熱が下がり、
その間はしっかり眠れていたようでした。

8/9(火) 朝になっても41℃が継続、そこで解熱剤を使っても40℃くらいまでしか下がらなくなる。
とにかくコロナの検査をしないとどうにもならないと思い、
発熱外来のある医療機関を調べて片っ端から電話するも、
100回かけても繋がらない。
コールはなっても出ない。
やっとの思いで繋がったと思ったら、検査枠終了。。。
遠方にいる医療従事者の妹が、協力してくれて
電話をかけまくり…
やっと小さな子どもクリニックで抗原検査を
してもらえることに。
すぐに、検査を受けて、
抗原検査は陰性を確認。
そこでも、ただの風邪と診断されて、解熱剤をもらって帰宅。
病院から帰宅すると、息子の目が激しく充血していることに
気付く。まぶたは、殴られたように赤く腫れ上がっている。
更には、体に蕁麻疹に似た発疹が出ているのにも気付く。
発疹は、時間の経過とともに、足や腕、指や、耳の裏などたくさんのところに出て来ていました。
その症状を妹に伝えると、妹がいろいろと調べてくれて、
出てきたのが、この【ミスシー】でした。
コロナ感染後3週間、9歳という点でも、
症状も全てドンピシャ。
自治体の医療相談窓口で、ミスシーの話をして、
受診出来る病院を紹介してもらえないかと相談するも、
その病気かどうかもわからないし、今のところかかりつけ医を受診してくださいとしか言えませんとの回答。
病気を普段しないので、かかりつけ医という病院はなく、
いろいろな病院に受診出来ないかと相談するも、
小児科医がいない…(夕方17時を過ぎていた為)
受け入れ出来ない、発熱外来を通してから…と言われ、
なかなか受け合ってもらえなかったですが、
運よく、看護師にまで繋げていただけた大学病院で、
妹がとても熱心に諦めずに、症状を説明して、
お願いして、やっと診てもらえることになりました。

受診してみると、
担当医はすでにミスシーを疑っていたようで、
こちらの話を全て聞き終えるとすぐに、
こちらがミスシーという言葉を出す前に、
ミスシーだと思う。と。


アデノウイルスと溶連菌の検査をして陰性なら、
間違いなくミスシーです。と


すぐに検査をしてくれて、陰性確認出来るとすぐに、入院して治療を始めますと。
治療に関する説明をしてくれました。


そして、昨晩21時ごろに入院。
という経緯です。

息子は運よく、大学病院ですぐに治療を開始できたので、その点においてはラッキーだったし、本当に妹には感謝です。

しかしながら、ここに来るまでには何度も受診を断られ、ただの風邪診断を受けたので、
あのまま放置していたら気付けなかったかも知れません。