大蔵付近の世田谷通りを狛江方面に自転車で走り長い坂を下り切ると、
仙川沿いに大きな仏像が立っています。
大仏が立っているのは日蓮宗「東光山 妙法寺」というお寺で、
大仏は平成6年に境内の墓地を守るように建立された釈迦如来立像です。
「おおくら大仏」と呼ばれ、地元から親しまれています。
実はこの「おおくら大仏」は、日本で唯一の回転して向きを変える大仏で、
朝9時から17時までは世田谷通りに背を向け本堂に向かっていますが、
17時になるとゆっくりと回転し、世田谷通りを見下ろすように向きます。
お釈迦様に360度見回して人々を見守ってもらおうという発想から、
回転する仏さまを作ることになったそうです。
お寺の山門付近に行ってみた時にウグイスが「ホーホケキョ」と鳴いていて、
世田谷でも自然が比較的残っている場所だと感じました。
世田谷の名所の一つと言えるでしょう。
松本