褒めて育てる

 

いつからでしょうか・・・

 

とにかく褒める!

 

褒めて育てろ!

 

褒めることが大切なんだ!

 

 

褒めることがすごくいいことで、

 

褒めないとダメで、

 

とにかく褒めないといけないあせる

 

1990年代から褒めることが推奨されて

家庭だけではなく、学校でも会社でも

「褒める」世の中になっていましたショボーン

 

 

 

しかし!!

 

「褒め」は人間をダメにする

 

『アドラーの心理学』聞いたことある方もいるかもしれません。

有名ですよねニコニコ

 

アドラーはオーストリアの精神科医で、

「人は目的のもと生きている、幸せになるには勇気を持つ」

という思想からなる心理学です。

 

書店でもアドラーの心理学に関する著書が

たくさんあるので、目にされた方も多いかもしれません。

 

このアドラーの心理学で

 

「褒めは人間をダメにする」とはどういうことでしょうか?

 

褒めること自体は問題ないのですが、

 

褒め続けることで弊害が生まれますガーン

 

 

1.褒めたら褒め続けなければならない

褒めて人を誘導すると、永久的に褒め続けなければならなくなる。

褒めることをやめると、その相手が動かなくなるからです汗

 

2.褒めるレベルを上げていかなければならない

初めのうちは、ちょっと褒めただけで相手のやる気を上げることができても、

だんだん相手の欲求がエスカレートしていきます。

より過大に褒めないと相手は動かなくなります汗

 

3.常に指示・管理が必要になる

褒めないと相手は動かないので、

常に相手を見続けて指示をし、褒め続けなければならない。

結局相手の思うツボあせる

相手に振り回されてしまいます。

 

 

 

 

ならば、どうしたらよいのでしょうか?

 

それは・・・

 

 

「勇気づける!!」

 

 

 

アドラーの心理学では

目標に向けて一歩踏み出せるように

勇気づけることを重視しています。

 

勇気づけるとは

困難を克服する活力を与えることキラキラ

 

1.相手の自己肯定感を高められる

2.相手との信頼感を高められる

3.相手が他者に活力を提供できる

 

 

「褒める」という行為には上下関係が生まれます。

しかし、「勇気づけ」に上下関係はありません。

 

褒めまくることに違和感を感じていた私は、

このアドラーの心理学の思想に共感しましたおねがい

 

時には褒めることも大切だと思いますが、

相手のことを想い、成長を願うのであれば

「勇気づけ」をおこなうことが最善の方法かなと思います照れ

 

「勇気づけ」意識してみませんか?