8階からこんにちは
064 意識の話し ～思考と自己受容～
自己啓発でも
なにかのスキルを身につける
場合でも
面白そうだから
ただやってみる、
という
楽しみの感覚でない場合は
今よりも
なにかをより良くしたい
という思いが
発端になると思います。
もしそのとき
何の不満もなく
完全に満足していて
何の恐れもなく
完全に安心しリラックスできてて
何の冷たさの感じず
心地よいあたたかさそのものなら
今より良くしようという
意欲は湧いてきません。
何らか現状を変えたいという
場合には
３次元的なスキルを
身に付けるのは
内面を無視したままで
どんどん可能です。
一方で
内面の変容については
その前のステップとして
自己受容が
おおきなポイントになると思います。
自分で自分を否定している
部分は、
誰にでもあると思います。
認められない部分があったり
過去の過ちを悔いていたり
わかっていても
受け入れられない、という
自覚がある場合もあれば
無意識に
否定している部分や
もう忘れてしまった
悲しみの感情も
あるかもしれません
そのような
陰とされる部分も
認識して認めること
明るみに出してあげること
許してあげることが
できれば
今のままでいい
という受容
別の言葉で言うなら
『かけがえのない
癒やし』
が起きてきて
（これもパラドックスですが）
今よりも何かを良くしたい
という負から生じた
願望自体が
消滅することもあります。
否定をしたのも
自分であれば
許すことができるのも
自分だけです。
受け入れる、許すとは
『エネルギー的に
内なる分離と否定を
解かして一つにする』
とも言えます。
「受け入れた」
と言葉で言う人の中には
本人のエネルギーが
分離したままの人もいます。
誰の中にも存在するエゴは
常に狡猾で
受け入れられない部分を
知ったとき
直視しないように持って行くのは
日常茶飯事ですし
もし逃げられない状況なら
「受け入れたつもり」
を展開して来ます。
80％は受け入れているが
20％は認めたふりをしている
場合もあります。
だれでも
こころの痛みに触れたくは
ありませんが
同時に
こころの痛みを抱えています。
表面的な
学びやセミナーに参加して
癒える場合もありますし
癒えなければならない
ということもありません。
ただ、最短ルートは
自分の内面を
エゴの網に引っかからずに
真正面から向き合うこと
なんですよね。
そうして
受容＝癒やし
が起きれば
感覚も息を吹き返して
きます。
そこから
それぞれに起きてくる
変容や、
楽しみから生じる行動
に取り組むと
より発展した明るい体験が
起きてくるでしょう。
もちろん
そのまま
受け入れられない
自分であったとしても
全体からしたら
何も問題ではありません。
応援しています