前回のつづきです。

 

親がどこまで介入してよいのか?

 

悶々としながら、気づきました。

あの日と、同じことで悩んでいるなと。

 

 

3年半前、主人が仕事のことで悩んでいるのは、

部署異動した当初から、明らかでした。

普段、愚痴や弱音を言わない主人から、

珍しく、仕事に対する不満(後に元凶となる上司のこと)を

時々、聞いていました。

 

どんどん事態が悪くなる一方なのは、

傍から見ていても、よくわかりました。

 

部署異動する前の上司は、私も個人的に付き合いのある人でした。

 

その人に、相談してみようか…?

 

そう思いつつ、

会社のことで、妻が出しゃばるというのは、どうなのだろう?

どうしても、その思いが邪魔をして、最後まで言うことができませんでした。

 

もし、あの時、

私が世間体など気にせず、以前の上司に相談していたら、何か変わっていたのでしょうか?

 

何も、変わらないかもしれない。

 

後に、会社側との面談で、保身に走っているかのような元上司の発言を、この耳で聞いたから。

 

でも、変わったかもしれない。

 

タラレバだというのは、わかっている。

でも、やらなかった後悔というのは、どうしても残る。

 

ずっと、そのことが、心にひっかかっていました。

 

 

 

今回、娘が、ちゃんとSOSを出してくれました。

 

「学校に行きたくない…」

 

今度は、もう、見ているだけなんて絶対にしない。

そう思いました。

 

親が介入することが、正解なのかはわからない。

もしかしたら、娘の言うように、更に嫌がらせをされる結果になるかもしれない。

 

でも、それでも、絶対に守る。

方法はあるはずだ。

 

学校に行くことだけが、ひとつの道ではない。

心を削られてまで、無理に頑張る必要なんてない。

 

命より大切なことで、あるわけがない。

 

 

今は、昔よりいろんな選択肢がある。

どんな道を選んでも、最後に娘が笑っていられればいいじゃないか。

 

 

幸い、担任の変わりの先生も、

ベテランで、子どもの心を掴むのが上手い、信用できる先生でした。

 

 

私は、親が介入することに決めました。