母の解放①200608 | アラ還から始める老後の資産づくり

アラ還から始める老後の資産づくり

15年勤めた会社の退職金をつぎこんで始めた事業を閉め、残ったのは…借金。

「収入の柱は何本あってもいい。」そのアンテナに引っ掛かってきたのが今回始めた[トレード](の勉強)。

アラ還から始める資産形成。こりゃ楽しみだ〜!

どうしてこんなにイライラするんだろ。

箸の上げ下げ一つが気に入らない、
頼んだことは直ぐにやってくれない。

頼んだようにやってくれない。

つい、責めると、ひがむ。


こんな人じゃなかった。






怒りん坊だけど、ニコニコして、
太陽みたいなお母さんだ!と思っていた。

離婚したときにも

仕事で苦しかった時も

いつだって母は私の心の拠り所でした。




なのに最近の母は、私の顔色を伺うようにしている。

細かなこと一つ一つ伺いを立てる。

食器一つ出すのにも、私の許可が必要なのだ。


「好きなようにすれば?」
そう言ってはみるけれど、



母が好きなようにしたことが
なんだかとっても的はずれで

私は受け入れられずに、
結局文句を付けてしまう。




なんか変だ。

違和感を感じる。

「許可」を必要とする姿になにか引っかかる



誰かが重なる。
:
:
:
:
:
そうだ!私自身だ!!



常に母に
「お母さん、◯◯していい?」

「お母さん、✕✕でもいい?」


「お母さん、△△してもいい?」



常に母の同意を得たかった私がそこに見えた。

いつも許可を欲しかった
あの頃の私がそこに見えた。


あぁ、あれば私自身なんだ。




以前の自分の影を見て、イラついているのだ。



心屋に触れ、

マスターコースへ通い


覆っていた重たい物を

一枚ずつ剥いで来て

持って産まれた本来の自分を
少しずつ取り戻してきた私は、




それと同時に

逆行するように
あんなに大好きだった母を

疎ましく感じるようになった。



なんで?

どうしてなんだろう?


その訳がやっと解った気がした。