来年、旦那様が年金を受け取れる年齢になる。
旦那様は「働けるうちは年金をもらわない」と言っていたけれど、私はこの 15 年間、ずっと旦那様の仕事を支えてきた。
本当はウェブクリエイターとして働くつもりで学校にも通ったのに、卒業してすぐにお店を手伝うようになり、そのまま 15 年。 週に 1 度の休みも買い出しで終わり、病院通いも増え、お客様とのコミュニケーションや商工会の行事にも参加して、自分の時間はどんどん減っていった。
家事、家の整理、動画編集、作曲活動……やりたいことはたくさんあるのに、手が回らない。
バンド活動が本格的になって嬉しい反面、頭の中はずっと重たいまま。
正直、もう少し休みが欲しいし、自分の時間も取り戻したい。
物覚えも悪くなり、記憶力も落ち、関節の痛みも増えてきた。
運動したくても時間がなく、ゆっくり湯につかることさえたまにしかできない。
この状態を早く変えたいと思っている。
お店を始めたいと思ったのは私ではない。
生活のために続けているだけで、仕事自体に悪い思いばかりがあるわけではない。
お客様から感謝されることも多く、支えられている実感もある。
素晴らしい仕事だとも思う。
それでも「私のやりたい仕事ではない」という気持ちが、ずっと心の奥でモヤモヤしている。
最近の旦那様は疲れが取れない顔をしている日が増えた。
だから思い切って「年金をもらって週休二日にしない?」と提案してみたら、意外にも前向きに検討してくれた。 専門家に相談してから決めると言っていたけれど、「いきなり週休二日じゃなくて隔週から様子を見る」と言っていて、流れはそちらに向かっている。
65 歳から年金を受け取る場合、加給年金という制度も使えるらしく、私たち夫婦は対象になるらしい。
年の差の分が加算されるなら、さらに休みやすくなるはず。
ずっと本気で毎日を走り続けてきた。 そろそろ、自分の時間も大切にしたい。
来年、少しでも休みが増えたら何をしようか。
そんなことを考えるだけでも、心が軽くなる気がする。
バンド活動が落ち着いた頃、週休二日になったらやりたいことのリストを作ってみようと思う。


